モンテッソーリ園の選び方

この頃は「モンテッソーリ」と名の付くものも多様化してきていて、とくに早期教育の手段と間違われていることが多いように感じます。

アカデミカルな成功を目標にして、子供達にモンテッソーリのお仕事を「させる」情報も多いです。その内容を期待する保護者が集まり、良好な関係が成り立っているビジネスモンテッソーリ施設もありました。

もしモンテッソーリ園を検討しているなら、モンテッソーリ教育を取り入れている施設と実践している施設ではまったく違うことを理解してから見学に行かれることをおすすめします。

両者は、同じモンテッソーリを謳う施設でも真逆の存在。集まりやすい保護者の価値観も正反対です。(実際は、誤解の多いせいでごちゃ混ぜになっています)

自分がどちら側を希望しているのか整理しておくと、入園後がスムーズだと思います。

●モンテッソーリ教育を取り入れている施設
大人がリーダーとなり、モンテッソーリのお仕事を子供達にさせている。モンテッソーリの教具を用いて、子供達の知力・能力を高めることに重点を置いている。子供のできる・できないに注目している。効率を図る。

●モンテッソーリ教育を実践している施設
大人の仕事は、ガイドとしてモンテッソーリ教育の環境を整えること。子供達は行動選択の自由が常に守られている。子供のやりたい・やりたくないに重点を置いている。子供は子供達の中で育つ。効率とは無縁。

モンテッソーリ教育の本質が掴めれば、看板にモンテとついてなくても、モンテッソーリ教育法を実践しているような園が見つかることもあると思います。家でもすぐに始められます。

Good Luck!

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