記録10 マーケティングにおけるベネフィット
こんにちは、マーケティングしてます、ハルです。
今回からマーケティングの型の「何を」に
入っていきます。
(マーケティングの基礎がわかる連載なので
記録1から読むとより理解しやすくなります!)
今回の記事を読んでいただけることで
マーケティングをする上で必要不可欠である
「ベネフィット」について理解できます。
ベネフィットとは、和訳すると
「利益」「便益」「恩恵」です。
しかし、
ただ「相手にとって利益になることを
与えればよい」と言う簡単な話ではありません。
「ベネフィット」を深く理解することで
「人は感情でモノを買う」の
本質的な意味が理解できると思います。
今回と次回の記事で「ベネフィット」について
わかりやすく説明していくので
ぜひこのまま読み進めてみてください。
結論、
ベネフィットとは何かというと
「顧客が最終的に手に入れる結果」
です。
「結局、和訳通りで相手に利益を与えることじゃん。」
と思うかもしれませんが
これは抽象度をやや高くした説明になってます。
こちらの図をご覧ください。
Aは現状、課題を抱えている人
Bが自分の理想的な状態です。
ベネフィットは、見込み客をAという現状から
Bという理想的な状態までつれていくことで
最終的に得ることができる結果です。
例えば、「太っている自分を変えたい」という人は
太っているという現状から
痩せるという理想的な状態までつれていくことが
ベネフィットになります。
商品としては、飲むだけで痩せるサプリや
ジム、パーソナルトレーナーに指導してもらう
など、いくつかあると思います。
ここで重要な視点としては
顧客は「痩ている状態」を手に入れるために
お金を払って現状を変えようとしていない、ということです。
実は、顧客が欲しいのは痩せた先の、「感情」です。
どうして見込み客は痩せる状態が欲しいのでしょうか?
きっと、モテたい、チヤホヤされたい、ばかにされたくない
このような理由があるから「痩せている状態」を手に入れたいわけです。
想像してみてください。
男性なら筋肉をつけるためにジム
女性なら痩せるためにライザップに
行くとします。
それぞれ、お金がかかっていますが
もしも理想の体型を手に入れられたとしても
周りからの反応が絶対に変わらないと決まっていたら
それでもジムやライザップにお金を払って通いますか?
多くの人は行かないと思います。
(このまま太り続けると生命を脅かすなど
別の理由があれば別ですが)
つまり、この顧客が最終的に手に入れることができる結果は2つあります。
それは
「痩せている自分」と
「痩せてモテるかもしれないという期待や自信という感情」
です。
これを機能的ベネフィットと感情的ベネフィットと言いますが
こちらは次回詳しく触れていきたいと思います。
もしも、
見込み客をAという現状から
Bという理想につれて行けないのであれば
それはベネフィットでありません。
痩せたいという現状から
痩せているという理想に連れて行けないのであれば
ベネフィットではないですよね。笑
もしくはそもそもターゲットがずれている可能性があります。
そもそも、痩せようとしていない人をターゲットにしても
意味ないですよね。
まとめ
・ベネフィットとは
顧客が最終的に得られる結果
・2種類のベネフィットがある
機能的ベネフィットと感情的ベネフィット
・顧客は製品がもたらす結果ではなく、その先の感情が欲しい
→痩せる状態ではなく、痩せた先の自分の感情が欲しいからお金を払う。
今回は以上です。
次回はベネフィットの続きを説明していきます!
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