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晩秋

立冬も過ぎ朝晩が冷え込んできた。
それでも昼は穏やかな陽気に包まれ、
夏の暑さを思い出すような秋晴れが続く。

絶好のお出かけ日和となった日曜日、八代の「五家荘」に紅葉を見に行った。平家の子孫が逃れてきた隠れ里という伝説もあり「九州最後の秘境」とも言われている。

熊本市内から約1時間半。
狭い山道を延々と進んで辿り着いた先には、
山々に囲まれた秘境の地。

所々赤く染った山肌を眺めながら、
点々とした名所を車で巡っていく。
最初に立ち寄ったのは「せんだん轟」。

駐車場から遊歩道をひたすら歩くこと15分。

落差70mの大迫力の滝(虹のおまけ付き)!!
ここまでの道が想像より過酷で、途中諦めそうになったけど(運動不足)、頑張ってよかったーーーー!!!(T_T)

見頃は少し過ぎてたかな?という感じだったけど、足元に敷き詰められた紅葉も、ひっそりと残る秋も楽しめたので、これはこれで今だけのお楽しみということで良し。

次に向かったのは「樅木(もみき)の吊橋」

大小の吊橋が上下に並ぶ珍しいスポット。
上にあるのが「あやとり橋」、
下にあるのが「しゃくなげ橋」。
どちらも若干揺れるので結構ドキドキした。
そして子どもたちは遠慮なく走るわ飛ぶわで、余計に揺れる揺れる。

↓「あやとり橋」から見た「しゃくなげ橋」

↓「しゃくなげ橋」から見た「あやとり橋」

目の前に広がる景色に終始圧倒された。
さらに車を走らせて最後に向かった先は、、
「梅の木轟公園吊橋」(また吊橋かいww)

ここは吊橋もしっかりしているので

\ 安心してください、余裕で渡れます!!/

(歩く人影が、なんかよかった)

この長い吊橋だけかと思っていたら、入口のお土産屋さんのおじさんが「少し歩いた所に滝があるけん、それば見てこんと!これはそこに行くための吊橋やけん」と教えてくれたので、少し歩いて滝を見に。

ちなみに「轟(とどろ)」というのは五家荘での「滝」の呼び名だそうです。

約10分ほどでお目当ての滝に到着。

一番最初に行った「せんだん轟」は圧倒的迫力、こちらの「梅の木轟」は神秘的な美しさ、という感じなのかな、、

滝の横を通ってかなり近くまで行けます。
ここは日中でもかなりひんやりしてたな。

とまぁ、三箇所をゆっくり回って3時間半。
一つ一つが結構離れているので、景色を楽しみながらドライブがてら次の場所を目指すといった感じ。紅葉シーズンは時間によって一方通行の場所もあるので要注意。

とにかくいい天気だったので空の青と、色とりどりの山肌のコントラストがとても綺麗だったし、光に照らされた鮮やかな紅葉も地面に敷き詰められた紅葉も楽しめた。

車でしか行けないのと、ある程度 運転に慣れてる人じゃないと難しいかなと思う。(なんせ、車がギリギリ離合できるか?!みたいな道がほとんどなので、、)

しかし時間をかけてゆっくりと創られた自然も眼下に広がる絶景も目に入るもの全てが言葉を失うほど美しい。是非ともその目で見てほしい。

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