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いそざき温泉 ホテルニュー白亜紀に泊まる

茨城県、磯崎にあるホテルニュー白亜紀に宿泊してきました。茨城観光は初めてで、このホテルに泊まるのも初めて。岩石大好きな私と、息子とのにぎやか道中です。

電話すると、最寄り駅であるひたちなか海浜鉄道の磯崎駅まで車でお迎えに来て下さり、助かりました。徒歩で10分くらい、車で5分くらいです。荷物を預け、そのままホテル目の前にある磯崎海岸へ。白亜紀地層がありまして、地層観察、石拾いと探鳥、海を眺めて過ごします。その後酒列磯前神社に参拝し、15:00過ぎチェックインの時間になりました。

ホテルに入ると、堂々と「いそざき温泉」です。旅で泊まるところは概ね温泉のあるホテルと決めておりまして、今回も温泉つきホテルです。

堂々と目に入ります

アメニティ、浴衣ともフロント横にあります。選べる浴衣は女性のみ。男性は部屋に置いてありました。また、ここのホテルならではのサービスとして、シャンプーバイキングがあります。試してみたいシャンプーが並んでいて、小分け容器に入れてお風呂に持参。私は山羊のミルク成分の入ったボディソープを試してみました。泡立ちよくてグッドでした。

サイズ別はうれしい

フリードリンクです。到着して一番、この写真の向こうにあるコーヒー牛乳を頂きました。冬の乾燥した空気のなかやってきましたので、しみじみと美味しかったです。お部屋ではお湯は沸かせますがお茶、お菓子ともおいてないので、飲みたい物をこちらから必要分だけ持参します。

またまたこのホテルならではのサービス。3種類のコーヒー豆(将軍、ケニア、サザコーヒー)を自分で挽いて飲めるサービスがあり、私たちはサザコーヒーとケニアにしました。こちらの電動ミルで挽きました。挽きたてを飲みたい場合はお部屋にも手動ミルがあります。コーヒー豆を入れる容器はお部屋から持参します。

1日目夕食前にサザコーヒー、2日目の朝食後にケニア。粋な計らいです。海を眺めながらのんびりと飲む美味しいコーヒーは最高でした。

いろいろあります

お部屋に入ると、あれ? 狭いと思いきや、もうひとつ部屋がありました。ええ? ふた部屋なんですか? と、驚き。予約したときには「海沿いの角部屋」くらいの理解だったのですが、初めてのふた部屋宿泊となりました。めっちゃ広い。そして寝室と居間が分かれているってすごい。お部屋でくつろぐ時間が今回比較的多かったと思います。

マッサージチェア(無料)も室内にありました。3階特別室。テレビも大きくて、夕食後久しぶりに民放をつけました。

こちら寝室側の部屋、手前にツインベッド

2階展望デッキ。自室の窓は開かないので、外をじかに眺めたければここからです。屋外出る前に外はどれくらい寒いかな? を知るために何度かここに来ました。この日は晴天。ベンチもあります。

太平洋オ~シャンビュー!

フロントで挽いてきたコーヒーを飲みます。お部屋の電動ポットでお湯を沸かし、取説を読みながら。普段ブラックのコーヒーを飲まない息子も美味しく頂いていました。

取説読んでふむふむ

浴衣に着替え、リラックスタイムに突入です。お風呂道具を入れて持っていくためのメッシュバッグもお部屋にありました。

夕食後外ロケのためにまた脱ぐことに

1階にある大浴場。普段は日帰り入浴もやっていますが、この日は日帰り入浴部門はお休みでした。ナトリウム塩化物泉というつるつるすべすべのお湯で、太平洋を眺められる露天風呂と内風呂を数回往復。極楽気分な温泉でした。

脱衣所にコインロッカーがあり、使いました。100円入れて使用後戻るタイプ。湯上り後にフロントにある無料アイスをひとつ頂きました。

室内風呂、露天風呂があります

お土産コーナー。名産品に、お料理で使われていた調味料に、衣料品もありました。

お醤油にお芋関連にいろいろと

19:00。夕食の時間になり2階レストランのカメリアへ。席をご案内頂き、まずは「前菜」から。姫鯛の南蛮漬け、エシャロット・胡瓜ショウガみそ掛け、酢モツ。

私が予約していたのはミニ会席グレードアップです。量を抑えて、ひと皿(お刺身)追加。ちなみに「食前酒」はビワミンソーダというお酒(画像左上に少しだけ写っています)。

どれも上品なお味

続いて「造里」。アジ、タイ、寒サワラ焼霜、甘エビ、奥久慈刺身湯葉、マグロ、障泥イカ、イナダのタタキ、ツマ一式。顔がほろこんでしまうくらい美味しいです。ちなみに器は笠間焼。味わいのある器でした。

イカがびっくりするくらい柔らかかったです

そして「温料理」。サワラのちゃんちゃん焼き、エビカニ真丈シイタケ射込と茨木野菜の天ぷら。干し芋の天ぷらは初めてです。味塩でサクサク。ちゃんちゃん焼きはお味噌でまろやかな味わい。

味塩は白亜紀特製

「主菜」。常陸牛と美明豚のはりはり鍋。火をつけるのも止めるのも、スタッフの方が、お肉が固くならないうちに火を止めて下さいます。味のついている鍋なのでそのまま食べられますが、柚子七味を添えて。味変になります。

牛と豚両方味わえます

「食事」と「味噌汁」と「香の物」。吉川さん家のコシヒカリに、黒澤醤油のあわゆき味噌汁、漬物4種盛り合わせ。このころになるとおなかいっぱいで、ご飯は多め、普通、少なめを選べて、「少なめ」にしてもらいました。

醤油の入ったお味噌汁で新鮮な味でした

「水菓子」。紫芋ムースです。ミニ会席といえども質、量とも満足でした。

イチゴが載っていて旬を感じます

2階展望デッキに立ち寄ると、星空がよく見えます。いつもの星座が近い!まるで目の前にあるような感覚に。これは撮影しようと自室に戻り、浴衣から外着に着替え、カメラと三脚を持って再び2階展望デッキへ。うんうん。いい感じ。その後ホテルの外にも出て撮影。

オリオン座付近を撮れました。冬なので寒いのと、事前に調べたところによると21:00以降より月が出てくるので、星の撮影は早めに撤収。

右上にオリオン座が

外ロケ後、売店で醤油アイス(300円)を購入してお部屋で頂きました。みたらしのような味で美味しかったです。お部屋にムック本が置いてあってびっくり! 図書館で事前に借りて読んでいましたものの、再度読ませてもらい、とても助かりました。明日立ち寄りたい場所を再確認。

インスタ企画もやってるそうで

テレビをつけながらお部屋でくつろぎ、22:30頃就寝。

翌日6:00起床し、日の出ロケ。磯崎灯台の近くからライジングする太陽で、外に降りると海岸まで降りるのに少しだけ時間がかかります。今回はお部屋からの撮影が最適と判断してスタンバりました。お部屋の窓から見える磯崎灯台はまだ灯りを放っています。

ムーディな夜明け前

銚子(曇天)、大島付近の太平洋上(晴天)、河津(晴天)に今回と、海からの日の出撮影は4回目。6:43ライジングで、今回は雲間から出てくるお日様でした。毎回感動します。地球はいつもいつでも動いている!

私の宿泊した301号室では、時期的にギリギリ日の出が見えるか見えないか、というタイミングがあるそうです。太陽が昇る場所が季節により変わるので、宿泊を検討する際にはご注意くださいませ。

このあと天使の梯子が出現しまくっていました

普段なら朝食の前に散歩あるいは温泉入浴タイムが、今回はこの後の予定(アクアワールド茨城県大洗水族館へ行く)を鑑み、早めにホテルを出ることになり6:43の日の出ロケの直後に7:00より朝食。昨日と同じレストランでバイキング形式です。今度は好きな席へ。

普段ホテルバイキングは洋食にするのですが今回は和食チョイス。一見少ないようでも、私にとっては普段の2倍食べることに。肉じゃが、ご飯、しじみ汁、たまごやき、サケ、サバ焼、味付のり、辛子明太子、サラダ、まろやかプリン。地元食材たくさんの朝食がしみわたります。特にしじみの味噌汁は久しぶりに頂く機会を得まして、滋味溢れるお味でした。ひとつ食べ忘れちゃったのがお豆腐。名産品でしたので残念でした。

空いてるところに味付けのりを置きました

このバイキングの目玉に「健康ねばねば丼」があります。健康食材をこれでもかと詰め込んでいただくのですが、私は辞退(納豆以外苦手食材が多く)。お好きな方にはたまらない味だと思います。

お好みの具材と味で

お部屋に戻り、ケニアコーヒーを入れてのんびりと休息しながらお仕度。昨日海岸に降りて撮影、翌日朝食後は高台にあるホテルのそのまた3階から撮影、白亜紀地層を前日と異なる角度から撮影出来ていい感じでした。詳しいことはわかりませんが、白亜紀の地層、テンションの上がるいで立ちです。

タイトル画像なので私のサイン入り

向かって左側を見ると、常陸那珂火力発電所があります。今朝煙を出しているところを見て「何の建物だろう?」と調べて分かりました。

2階展望デッキからの画像の翌朝拡大版

8:30頃にホテルを出ました。車送迎で磯崎駅へ。

ひたちなか海浜鉄道が1時間に1本くらいの運行なので、それに合わせて車送迎して下さいます。ただ、スタッフさん側の準備がありますので事前にフロントに相談が必要です。私は前日夕食の際にご相談しました。

お料理の種類と、お部屋のタイプ、宿泊人数と曜日、シーズンで価格が決まるとはいえ、めっちゃリーズナブルだったと思います。しかも温泉ですしオーシャンビューですし。本当にこのお値段でいいの? というくらい素敵なホスピタリティでした。

シーズンオフかと思いきや、満室だったんだそうです。とても人気のあるホテル。濃い充実したひとときでした。スタッフの皆様も親切で丁寧な対応をして下さり、安心してホテルステイを楽しむことができました。

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はるかぜるりい
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