ワンナイト男からストーカーされて引っ越した話
久々に、以前住んでいた場所に行く機会があった。
懐かしくてふらっと散歩していたら、ふと、思い出した。
2年前、都内に程近い場所で一人暮らしをしていたときのこと。
夏のある日、働いてたガールズバーから終電で帰っていたとき。
家までの大通り沿いを歩いていたら、同年代の男の人に声を掛けられた。
「ドンキの場所、わかりますか?」
近くにはドンキがある。
「携帯の充電切れちゃって、調べられなくて」
と彼は言った。
家は近いからすぐに帰れるし、特に急いでるわけでもなかったので、ドンキま