見出し画像

時という舟すべてを乗せて❅どどいつ展応募

おはよねさんの企画に参加します。

六つの作品すべて新作です。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

まずはクラシック都々逸(もどき)にトライ! 
現代にも通用する作品もたくさんあったりしますからね。
それっぽいのを三つ。

【 】は(自分で勝手に決めた)お題です。

【逢ひ引き】
束の間嬉しい逢瀬のとき
すぐに涙の刻となる

【出会ひ】
ひと目惚れならどうしてだめよ
思案してなら惚れやせぬ


【年の瀬】
四苦と八苦が重なり合うて
今年も暮れます百八つ

4×9+8×9=108 
苦労の数=煩悩の数 というのが不思議で面白い。

ここまで、テケテン♪ という三味の音が似合っていれば良いのですが。
だんだん現代っぽくなります。


【ふたり】
「つらいよ」と言う「つらいね」と返す
ただそれだけが溶け合って

【アマチュア】
描きたいときに描きたいように
描こうとおもうこれからも

【船】
時という舟全てを乗せて
流れてゆきます四季の海

四つ目は俵万智さん(「寒いね」と話しかければ・・・)
最後のは中島みゆきさん(二艘の船)のオマージュ。
オリジナリティというのは永遠のテーマ、まだまだ修行中です。

で、おはよねさんの「都々逸」ではなく「どどいつ」という表現がお気に入りです。
まさに現代都々逸って感じがします。

俳句、川柳、短歌に比べて認知度が低いどどいつですが、何よりも自由ですよね。学校で習わないってのも良い。
七七七五、二十六音で紡ぐリズム。
良い悪いではなく、好きかそうじゃないかがその作品の評価になったりして。

ありがとうございます。
よろしくお願いします ☆彡


#置きポエム
#どどいつ展




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?