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表現のための道具(NDフィルター)

写真を撮影し、自己表現のことについて書きました。
今回は、表現をするための道具(NDフィルター)について書きます。

写真とは、記録と芸術である。
この定義に基づいてこの作品を鑑賞すると芸術性のある作品と言えるでしょう。
太陽が昇り始まる前の静けさ、雲がオレンジ色に色づいて湖面に映り込みしている情景を「人間の記憶」の視点で撮影することにより芸術性の高い作品にした。

人間の記憶については、後ほど書きたいと思います。

お話しを戻して、この様な写真を撮るためには記録媒体であるカメラの特性を理解し、付属品(この時は、NDフィルター)を適時使用する。
カメラの特性とは、大まかにシャッタースピード、絞り、画角、ISOの4つである。

この作品で重要なのは、シャッタースピードです。
その他の特性は省略します。

撮影データーは、以下の通り。
X-T3 , XF18-55mmF2.8-4 RLM OIS , 60秒 , F8 , ISO80 , H&YfilterND1000

伝えたいこと。
シャッタースピードは、60秒と長いですが40秒でも同じ結果になります。

雲海など早く動く被写体ではそもそもND1000は不向き、ND8~ND16が妥当です。
川や滝など水の流れでは、撮影条件にもよりますがND1000で幅広い範囲をカバーしてくれます。

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