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旅路のしおり その27

 «スレッシュ»のアドベンチャーにおいて«カマヴォールの兵士»か«ストーキングウルフ»を倒すと、その次には«ミストレイス»か«ご機嫌なポロ»と戦うことになります。

・VSミストレイス

 上の分岐(«カマヴォールの兵士»戦と同じ側)に進むと«ミストレイス»と戦うことになります。


・敵の特徴

 敵のプレイするユニットの中で警戒すべきなのは«ミストレイス»及び«レイスコーラー»でしょう。

敵のデッキは全てシャドウアイルのカードなので、
忠義は確定で発動します。


 敵の«ミストレイス»は自身の効果で攻撃力がバフされるのでロングゲームになるほど分が悪くなるのはわかっていただけると思います。

 しかしここで大事なのは敵の尻上がりの仕方が想像以上に速く、かつ強力であることです。そしてこの要因は敵のパワーにあります。

アイコンの真っ正面から見た«ミストレイス»をすこれ


こちらが下手に攻撃すれば敵の«ミストレイス»は強化されることになり返しのターンの攻撃を強める結果となってしまいます。

 加えて«ミストレイス»のフィアサムによりこちらのウィニーはブロックできないため強いユニットをブロックに回す必要があり、こちらは盤面を維持できず、敵は«ミストレイス»が力尽きるだけなのでリソース差も開いていきます。

 さらにはアドベンチャー全体のパワーによる«呪われた墓所»が«ミストレイス»(または«レイスコーラー»)を蘇生するので敵はリソースを維持しつつ盤面を強化する一方です。

これをアドベンチャー全体のパワーに設定した開発者は天才


 敵は平気に毎ラウンド1、2体の«ミストレイス»を出してくるので、キルターンの遅いチャンピオンや回復手段のないチャンピオンについては安定して勝つことは難しいでしょう。


・攻略のコツ

 ゲーム序盤から敵の攻撃をブロックして相打ちするとこちらの打点が伸びないため、ロングゲーム化の要因となります。

このことから序盤は敵の攻撃はできる限り許容すべきだと思います。

 この際、敵のデッキにはバーンカードが採用されていないので盤面に見えている打点だけ考えれば十分です。
※ただし敵のデッキには«立ちこめる霧»が採用されています。バーストで敵の«ミストレイス»が一体増える可能性があるので、敵のマナが残っている時は警戒しましょう。

あ!正面から見た«ミストレイス»だ!


 また、この後の«トリンダメア»戦の前には回復マスがあります。«トリンダメア»戦の序盤の火力はそこまで高くはありませんので、«ミストレイス»戦ではまずは勝つことを考えましょう。


 そして、勝ち方については私は次のようなことを意識しています。

自分が一斉攻撃する前のラウンドに敵の攻撃をブロックして敵のユニットを減らす
  ↓
 敵の再展開が追いつく前に横抜けを狙って一斉攻撃
  ↓
 もう一度ブロック&一斉攻撃またはバーンダメージで敵のネクサスを削り切る

 敵のユニットは総じて体力が低いのでブロックのときに簡単にユニット数を減らすことができます。

ブロックの前にはマナを温存しておきブロック直後に展開することで、返しのラウンドでのオープンアタックでより多くの打点を通すことができます。

 ただし、これはこちらのリソース消費が激しいので1、2回の攻撃を終えると後は敵に主導権を握られてしまいます。

 敵の«ミストレイス»と同じかそれ以上のペースでユニットを展開できるチャンピオンを除けば、この一連の流れで勝ち切れるようにしましょう。
(ただし可能ならネクサスの体力を温存して次の回復マスではデッキ圧縮をしたいところではあります。)



・VSご機嫌なポロ

 下の分岐(«ストーキングウルフ»と同じ側)に進むと«ご機嫌なポロ»と戦うことになります。


・敵の特徴

 敵のデッキに採用されているポロのうち最も警戒すべきは«伝承のポロ»です。

«オーン»と関係ありそう…ありますよね?


 敵のデッキに採用されているポロは«孤独なポロ»(«ご機嫌なポロ»)、«なかよしポロ»、«いやいやポロ»、«身体拡張されたポロ»、«雪すべりのポロ»、«伝承のポロ»です。(ただし«孤独なポロ»で生成されたポロも使われます。)

«身体拡張されたポロ»はレアリティがなく、
トークン限定カードっぽいです…


 敵はパワーと«ポロのおやつ»によるバフで盤面を作りながら攻撃してきます。

 敵の攻撃からネクサスを守るためにはこちらのユニットでブロックすることが必要ですが、«伝承のポロ»は他のポロにイルーシブやオーバーパワー、フィアサム、ブラッシュなどのキーワードを付与すればこちらのブロッカーは実質無効化されてしまいますし、ライフスティールを付与すればそれまでに削った敵ネクサスも回復されてしまいます。

 そしてこの«伝承のポロ»がアドベンチャー全体のパワーで出される«呪われた墓所»で蘇生されたり、«ご機嫌なポロ»のパワーによりデッキに戻って再度プレイされたりすることで、複数のポロが強いキーワードを持ち、さらに勝利が遠のいてしまいます。

 また敵のパワーに関して言えば«なかよしポロ»や、«孤独なポロ»から生成される«命知らずのポロ»も警戒すべきでしょう。


 «なかよしポロ»はチャレンジャーによって自爆が可能なため他のポロよりもバフの入り方が速く、後半になるほどこちらの盤面を破壊する厄介なユニットになります。«命知らずのポロ»に関しては«伝承のポロ»を警戒する理由と同じです。

 そして敵のデッキには«ポロ飼いの爺»や«全員集合»も採用されているため、リソース勝負に持ち込んで耐久するのも不可能に近いです。


・攻略のコツ

 ほとんどのポロは攻撃力が低いので、敵の火力はパワーと«ポロのおやつ»によるバフに依存しています。したがって敵のパワーを有効活用させないことが重要です。

 そのために敵のポロによるアタックは全てスルーしましょう。ブロックするのは«ポロ飼いの爺»などのポロ以外のユニットのアタックのみに限定し、唯一攻撃力が高い«雪すべりのポロ»はその体力よりも小さい攻撃力を持つユニットでブロックすることで極力盤面に残させるようにしましょう。

 敵の攻撃をネクサスで受ける上で、ゲーム開始時には体力が15、最低でも10はほしいと思います。
(ちなみにそれ以下になると徹底的にブロックすることになりますが、特に«雪すべりのポロ»のインパクトには注意しましょう。また、«伝承のポロ»でイルーシブとインパクトが出ないように徳を積んでおきましょう。)

 また1番警戒すべきユニットである«伝承のポロ»はできる限り場に残させましょう。

 先ほど述べたとおり«伝承のポロ»は敵のパワーによって繰り返し出されることが脅威となるので、必要に応じてイルーシブやチャレンジャーを持った他のポロを除去することはあっても«伝承のポロ»は極力除去しないようにしましょう。

もし撃破してしまった場合には«雪すべりのポロ»を撃破することで«呪われた墓所»から«伝承のポロ»が蘇生されることを阻止できます。

 そしてアタックについてですが、«ミストレイス»戦と同様に不必要なアタックは控えましょう。

 «ミストレイス»戦と違って序盤は敵のスタッツも低いので有利トレードできるアタックを仕掛けやすいのですが、空いた盤面には次のポロが出てきて、これを繰り返して敵が«伝承のポロ»をプレイすると一気に不利な状況に陥ることがあります。

 敵の攻撃をネクサスで受けるという方針を取る以上は安易に敵のポロが撃破される機会を与えないようにしましょう。


・まとめ

 «ミストレイス»戦と«ご機嫌なポロ»戦ではそれぞれ次のことを意識することが大切です。

«ミストレイス»戦
・序盤の敵の攻撃はネクサスで受ける
(敵のデッキにバーンカードは採用されていない)
・こちらは1、2回のアタック+バーンカードで勝ち切る
・«立ちこめる霧»は警戒しておく


«ご機嫌なポロ»戦
・序盤の敵の攻撃はネクサスで受ける
(後半のインパクト、イルーシブを警戒してネクサスの体力が5〜7を下回らないようにブロックに入る)
・«伝承のポロ»は撃破しない
・ポロが撃破される機会をなるべく与えない

 個人的には«ミストレイス»戦の方が難易度が高いと感じるので«ご機嫌なポロ»の方に進むことが多いです。しかし、«ご機嫌なポロ»戦はイルーシブやインパクトなどの不可避な打点が少しあります。

 ネクサスの体力が5以下ほどであるときは«ミストレイス»戦で徹底的にブロックして勝ちに行く方が良かったりもします。(それでもかなり難しいとは思いますが…)

 また両方の敵でも序盤は敵の攻撃をネクサスで受けることを推奨していることから、一つ前の敵は«ストーキングウルフ»戦の方が良いかがより強調されると思います。

 次の«トリンダメア»戦との間には回復マスがありますが、«ミストレイス»戦と«ご機嫌なポロ»戦までは基本回復マスはありません。この三戦全体でネクサスを守り抜く意識で体力を管理するといいでしょう。ちなみに、この観点からコモンレリックの〈星の子の杖〉はかなり有効だと思います。




・今週のルーンテラ情報


 今回はここまでにしようと思います。

 一昨日と昨日にかけてルーンテラオープンが開催されました。私もルーンテラオープンに参加して、一勝しかできませんでしたが、緊張感のあるルーンテラは楽しく、自分の使いたいデッキで一勝をもぎ取れただけでも非常に嬉しかったです。次回は二勝を目指します!

(以下、勝手ながら宣伝させていただきます。)

 今回のルーンテラオープンは日本の選手も多数day2に進出しておられました。また、topの16まで勝ち進まれたKeih(けい)さんは振り返りの記事を投稿されており、強いプレイヤーの取り組みや考えを知れる貴重な記事だと思いました。


 また、YouTubeでルーンテラの動画を投稿しておられるはちだいさんがルーンテラオープンのミラー配信をしておられました。はちだいさんの解説もありとても分かりやすく、ルーンテラのプレイを学べると思うのでまだ観てない方はアーカイブを観てはいかがでしょうか?


 そしてそのはちだいさんをはじめとする6名の配信者の方々が明日、チーム戦を配信されるそうです。お気に入りの配信者を見つける絶好の機会だと思うので要チェックです!また、実況解説は「会津」や「薩摩」を主催されてる蟹ちゃさんなので、蟹ちゃさんが普段どのように実況解説されてるかも知れると思います!


 さらには、19日に公式の開発チームによるライブ放送があるそうです!コミュニティカードキッチンについてでしょうか?はたまた«セイレーンの歌声»のナーフ情報についてでしょうか…!?

 ちなみに今週の18日(火)からはデイリーランブルでフリービルドが開催されます。来る、魔境が!


 …ここまでが今週のルーンテラにまつわる主な情報ですが、今後もこのように「旅路のしおり」の本編の最後に付け加えるここの一言にはその週のルーンテラに関係する情報を私の知る限りでまとめていこうと思います。

 では、また次回。



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