人間関係の均衡
去るもの追わずというが、
別の観点から言えば、こう言えるだろう。
「波長が合わなくなったから去った」
グループで活動しているとして、そのグループから抜ける人が出る時、
引き留めていいことはないだろう。
その人は波長が合わなくなったから、居心地が悪くなり出て行くのだろう。
人と出会った時に、その人の纏う雰囲気(オーラ)で、自分に合うかどうかを
瞬時に判断しているものだ。
だからこそ、グループの特徴が出てくる。
私ごとだが、グループから去った者が、やはり戻りたいと言ってきて、
話し合った結果、また一緒に活動することになったことがある。
すると、うまく均衡の取れていた人間関係がギクシャクとし始めた。
何か問題や揉め事が起きたわけではないのだが、なんとなく居心地が悪く、
集まりが悪くなったり、ワクワクしなくなったりした。
人や物は振動しており、その周波数は目に見えなくてもしっかりと影響を及ぼすものだ。去るもの追わず。昔の人は波長の法則を無意識のうちに理解していたのだろう。
逆に言えば、違和感を感じたり、ワクワクしなくなったり、しんどくなった人間関係からは、去るのが正解である。
執着を手放し、新たな居場所を見つけるタイミングが来たということだ。
今日も読んでいただきありがとうございます。