万博に思いを馳せる/万博の楽しさと課題
1970年の大阪万国博覧会のシンボルとして建てられた「太陽の塔」が、復元されて2018年より公開されています。
昨年、近くに住む妹と太陽の塔の内部見学に行ってきました。
鋼鉄製の「生命の樹」があり、下から上へと登りながら、アメーバーから始まり、恐竜、人類と、生命の進化の過程を見てゆきます。
なんとなく、陳腐なテーマにも感じますが、大きく迫力があり、デザインや色使いが美しく、圧倒されます。1970年の公開時は日本で初めて開かれた万博ということもあり、皆さん魅了されたのではないでしょうか。
私の両親が結婚前のデートで大阪万博を訪れたそうで、そういった意味でも感慨深かったです。
太陽の塔内部を見学して、2005年の愛知万博 愛・地球博を思い出しました。
もう16年も前のことなんですね!ついこないだのような気がします。
そもそも、万博ってなんだろう?
「二以上の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することができる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう。」
うん、よくわからないです。どうしてあえて難しく書かれるのか、こういう条項は。。
愛知県在住なので、愛知万博には何度も足を運びました。
とにかく楽しくて、仕事終わりに夕方から少しだけ行ったりもしました。
オーストラリア館主催のイベントに応募して当選し、栗原はるみさんがオージービーフについて語るパーティーに参加したのも、忘れられない思い出です。栗原さん、とっても気さくで素敵な方でした。そして、今でも栗原さんに教えてもらったステーキの焼き方で焼いています。美味しいです。
とにかく楽しかったとしか、当時は思わなかったのですが、華やかな万博開催には色々な課題がありますね。
愛知万博跡地公園には維持費が毎年10億円もかかるそうです。そのうち、6億円は税金で賄っているそうです。ちょっ・・・まぢで?
当時は万博終了後に解体した物をどうするかも問題になっていましたね。大量のゴミが出ました。う〜ん。
さて、日本での3回目の大きな万博が2025年、大阪府大阪市で開催される予定です。いやー、もうすぐじゃないですか。
しかし、愛知のときのトヨタ自動車のような大口のスポンサーが決まっていないとか、跡地利用も決まっていないとか、課題はやはりありそうです。
跡地をカジノにする問題もありますね。
また、近年にあった万博が赤字で終わることが多かったみたいです。ドイツでは入場者見込みの半分しか入らなかったようです。理由は分かりませんが。
〇〇ナが終息していればいいんですけどね、2025年。
やるからには、成功して、後々も上手に利用していただきたいですね。
今日も読んでいただきありがとうございます。