入院中の映画三昧:アニメーション・洋画・邦画
これを書いている時点で、まだ入院中。
その中でタブレットを使って観た映画について、先の記事に書いた。
引き続き、観た映画について書いてみる。
THE FIRST SLAM DUNK
Netflix『THE FIRST SLAM DUNK』
90年代に爆発的な人気を博したマンガ『SLAM DUNK』が、2022年になって原作者の井上雄彦氏が監督・脚本によりアニメーション映画として復活する。
場面はインターハイ決勝の試合、その中でメンバーの一人、宮城リョータのバックストーリーを中心に描かれる。
観る前は正直、今更スラムダンクで楽しめるかと思ったが、試合の緊迫感と共に、今まで描かれなかったリョータの過去を見せながら、原作からそう繋いできたかと熱くなった。
すずめの戸締まり
Netflix『すずめの戸締まり』
新海誠が描く、ポニーテールの高校生は良いね!…ではなく、少女が謎を追い求めて九州から日本を横断してどんどん北上していく、ロードムービーの形式で展開するアニメーション映画。
なぜ北上するのか、そもそものテーマは何か?はネタバレになるので控えるが、それが後半になって明らかになる、その見せ方にひきこまれる。
映画大好きポンポさん
Netflix『映画大好きポンポさん』
映画製作をテーマにしたアニメーション作品。プロデューサーのポンポさんに、突然監督として抜擢された新人製作者や女優達との、夢と苦悩を描く。
映画制作がテーマだけど、主要キャラだけやたらアニメアニメしてるとか、幾度もトラブル抱えながら何もかもが上手くいく展開とか、作りすぎなくらいのストーリーにアニメ独自の描き方が交わる。
「夢」を描くにはそれくらい気持ちいいものでありたい、そう思える作品。
ミッション: インポッシブル/デッドレコニング
Netflix『ミッション: インポッシブル/デッドレコニング』
今やトム・クルーズの代表作となったスパイ映画『ミッション: インポッシブル』、かつてのTV映画『スパイ大作戦』を映画化してシリーズとなるタイトルの新作。
カーアクションや列車の屋根で格闘など、正直、今までもあったシチュエーションだったが、その中で見せてくれる豪快なアクションは楽しませてもらった。
が、実は私、この作品は「2部作の前編」ということを知らなかったので、終盤になって「…えっ?」ってなった。
BAD LANDS バッド・ランズ
Netflix『BAD LANDS バッド・ランズ』
大阪を舞台にした犯罪映画。特殊詐欺グループの巧妙な手口と、それを追う警察との攻防を描く。
大阪市内でも治安の問題を抱える西成が拠点で、詐欺の相手を中之島に誘導して金を奪おうとするのは、御堂筋線か堺筋線で移動できて逃走経路も多いので実に効率的など、大阪の土地を活かした手口に感心する。
あと、大阪が舞台といえば生瀬勝久さん、とばかりに氏の存在感が大きかった。個人的に、関西ローカルの時代から見てるので。
できなかったことをできる機会
ここ最近、映画を2時間観るより、ゲームを2時間プレイする方を優先していたので、映画はほとんど観ていなかった。
だから私にとって今回の入院は、普段できなかったことをできる機会となっているようだ。