入院は、ゲームを見直す機会でもある
先日から続く、入院生活の話。
入院中は外出禁止で面会不可なので、日中は基本的にやることがなく暇になる。
そうなるのは分かっていたので、スマートフォンとともにタブレット端末を持ち込んでいた。
入院当初は期間1週間程度と見ていたので、ゲームはせずにビデオ鑑賞で過ごすつもりだったが、長引くことが決定した。
そうなるとゲームがやりたくなるわけで…
病院では、入院中に家族からの手渡しも不可で「宅配で送付」という決まりなので、送ってもらった。
4年ぶりの祠とコログ探し
そこでプレイしていたゲームは『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』。
私は2018年、Switchの購入当初にプレイしていたが途中で止まっていたので、この機会に再開する。
当時は全マップ開放と、物語を進める上で重要なイベントである、4体の巨大な敵「神獣」を1体だけ倒したところまで進めていたので、今回は残りの神獣に挑戦していた。
でも思うように進めない。どうも、装備やステータスを上げてから挑んだ方が良さそうなので、本作における楽しみ方の1つ、舞台となるハイラル王国の各所に隠されているイベント「祠」と「コログ」の探索を進める。
といっても、さすがに今から巨大なマップを探し回るのは大変なのでネットの力を借りるが、少し検索しただけで情報は数多く出てくる。中でも各場面のスクリーンショットや全マップを掲載して詳しく解説した攻略サイトがいくつもある。
もう発売から5年経っている有名タイトルだけに、情報も充実している。
そこで、攻略サイトに書かれている場所の1つに行く、謎解きをして祠を見つけて攻略、その近くにもある?と調べたら数十カ所、その1つに行ってまた攻略。
さて次は…って、全部でいくつある?と調べたら、祠はDLCを省いて120ヶ所、コロボは900ヶ所あることを今になって知る。
ならば、分かる限り回ってみる、そもそもこれを探すことが面白い…と、始めると本当に止まらない。
結局、GWの3連休はこれに費やしていた。
隠れた名作に触れる機会
このGW3連休、主にプレイしていたのはゼルダだけではない、今回クリアに到達したゲームがある。それが『ソロモンの鍵2』。
『ソロモンの鍵2 〜クールミン島救出作戦〜』は、1992年にファミコン用として発売されたゲーム。
アーケードとファミコンで発売されたアクションパズルゲーム『ソロモンの鍵』の続編とされているが、本作はアクション要素がない完全なパズルゲーム。
1992年と言えば、すでに後継機であるスーパーファミコン(1990年発売)が主流となっていたので、このゲームの存在自体があまり知られていないという話も聞く。私も、2が発売されたことは知っていたがプレイしたことはなかった。
それが、「Nintendo Switchオンラインサービス」で遊べるファミコンゲームの1つとして、2021年2月から配信開始されていた。
私はその時期から少しずつ進めていたが、最終ステージの難易度がかなり高かったのでクリアしていなかった。
それを1年ぶりにプレイ再開して、ついにクリア達成した。その時の感動をツイッターに書いておいたが、
クリアするには、至る所で「先にブロックを置いてから移動しないと最後で失敗する」というトラップがある。常に先の先を読んだ、緻密に作り込まれたパズルゲームの秀作だった。
今回、Switchオンラインのおかげで、影に埋もれた名作に触れることができて嬉しい。
入院は「見直す機会」にもなる
今回プレイした2つのゲーム、いずれも途中で止まっていたが、この機会に進めることができたおかげで、更に深く楽しむことができた。
ゲームをやり込むには、どうしても時間がかかる。それでも限られた中で楽しんでいるわけだが、入院という暇な時間ができてしまった今回は、ゲームの楽しさを改めて見直す機会にもなってくれたと感じた次第。
と共に、Nintendo Switchという携帯ゲーム機の良さも改めて味わったわけで、まだ日本で発売されていない『Steam Deck』をいずれは手にするべきか、などと考えていたりもする。
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