19XXプレイ日記(3):ボスと「音」の魅力
この記事を含めて、19XXプレイ日記をまとめています。
STGにおいて、ステージの終盤に出現する「ボス」は、巨大な本体で見せる存在感、各ステージの集大成とも言える攻撃、それを避けて攻撃していく攻略の楽しさなど、ゲームの魅力が詰め込まれた重要な存在となりますが、19XXでもその魅力を持った様々なボスが出現します。
全てのボスを挙げると、
Mission 1 Boss:亜也虎改
Mission 2 Boss:雷鳴
Mission 3 Boss:カルベルトワーゲン
Mission 4 Boss:グランツ
Mission 5 Boss:サンチョペドロ
Mission 6 Boss:アウターリミッツ
Mission 7 Boss:F.ブラッカー
この中で、ラスボスである「F.ブラッカー」は、全てのステージで姿を見せる、存在感の大きいボスです。
19XXの要素が詰まった、ボスの魅力
その中で、私が最も好きなボスは、Mission4で出現する潜水艦「グランツ」です。
細長いボディに砲台が密集している中、一番端を狙ってマーカーミサイルを撃ちこむ、中盤で敵の本体中央にロックするため、攻撃タイミングを把握して本体に突っ込む、扇状に撃ち込んでくる弾の間をすり抜けていく、その最中に勲章をばらまくターゲットが出現するなど、狙い撃ちと大胆な戦略、攻撃の回避、スコア稼ぎの要素が全て詰まっている、ゲームのテクニックが最も活かされます。
そして巨大戦艦の中に出現するロボット型ボス「アウターリミッツ」も、画面のあらゆる方向から攻撃するミサイルが出現するなど、徹底的に弾避けの楽しさを味わえます。
改めて聞く「音」に感動する
今回、初めて実現した家庭用移植で、そのボスを思う存分楽しめるわけですが、それはゲームの楽しさに限らず、当時のゲームセンターでは味わえなかったものを再認識する機会にもなります。
それは「音」でした。
まず、Mission4ボス「グランツ」のプレイ動画をアップしましたが、
ここで、ボスが第2形態に入るときに「ブオオーン」って発射台が開く音が鳴る。
Mission6ボス「アウターリミッツ」では、
歩く時に、「ギュイーンギュイーン」と巨大な動力が稼働するような音が鳴る。
ゲームセンターでは、細かい効果音まで聞こえにくかったので、家庭用で初めてはっきりした音を聞くことができます。(私はゲーム基板を所有していたので、その時に聞いてはいましたが)。
聞こえにくかったものがはっきりと聞こえる、味わいきれなかったものを存分に味わえる。25年経って実現する感動はここにもありました。