冷えてはいない「ひやし蕎麦」
蕎麦は常温、ツユは熱い
メニューには「冷やし蕎麦」と書いてありますが、まったく冷やしたりはしておりません。常温の蕎麦を熱いツユに浸して食べるので、冬のさなかに食べるのも「悪くない」感じです。
ツユには揚げ物が入っていますが、申し訳程度に細かく刻んだイカの身が入っているだけで、ほとんど衣ばかりなんですが、不思議と美味いのです。
北関東の方言で「浸す＝ひたす」を「ひやす」と言うことがあるそうで、冷やし蕎麦というより「浸し蕎麦」と呼ぶべきものかもしれません。
脱線しますが、カメラという道具の泣き所の一つが、右手でシャッターを押すしかないことだと思います。中判ロクロクなどには左手でシャッターを押すカメラはあるけれど、たいがいカメラは右手で押すように出来ていて、自分の右手を撮ることが出来ません。最後の一枚は、右手で箸を持っているわけですが、これはスマホを左手で使って撮りました。