梅雨は嫌いじゃない、という女の子
もうそろそろ梅雨が到来する。
というか、発表されてないだけでもうほぼ梅雨な気がする。
個人的に、1年の中で1番苦手な季節だ。
ジメジメするし、
傘を指してもどうしようもないくらい濡れるし(雨が大量に降る地域の悲しみ…)、
少し動いただけで汗が滲むし、
とにかく苦手である。
そんな、梅雨が苦手な話を、最近知り合った後輩の女の子にしてみた。
「梅雨いやだね〜」と、嘆き半分で話をしたら、
その女の子から 「私、意外と梅雨嫌いじゃないんですよね」と返ってきた。
正直びっくりした。
けど同時に、なんか良いな、と思った。
すごくお洒落?というか、カッコイイ?というか、美しい?というか、
唐突にその子が眩しく輝いて見えた。
ちなみに、雨の音が好きだから、梅雨の時期も好きなんだそうだ。
理由までお洒落(?)…。
雨は天気が悪い、と表現する。
晴れは天気が良くて、雨は悪い、、。
小さい頃からこの表現が当たり前にあったためか、梅雨でなくとも雨に対してずっとマイナスの感情を持ち続けている。
でも、もしかしたら雨にも好きになれるポイントがあるのかもしれない。
最初から苦手や嫌いだと切り捨てずに、好きになれるポイント探しをするのも面白いかもしれない。
それで、苦手なままならそれでもいい。
1番良くないのは、最初から好きになる可能性の芽を摘んでしまうことだ。
後輩の女の子は、そんなことを気づかせてくれた。
私もいつか
梅雨、嫌いじゃないんだよね
と言えるようになりたいなぁ。
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