80点の準備より 30点の経験を
社内研修からはじまり
グロービスのクリティカルシンキングを受け
会社の仕組みを知りたくて
マネジメントスクールに通い
経営学修士を取り
気になっていたコーアクティブコーチングの
コースを取り リーダーシップを受け
場作りの基本を抑えるべく
青学のワークショップデザインを
学びました
今まで 学びに学びました
けれど
毎日が何かしら好転する日は
なかなか来ませんでした
何かが足りないという不安から
まだ学びたい気持ちが湧きます
しかし 一方で
今まで 一生懸命学んできた
自分でもがんばった手応えがある
ここで また
今までと同じ選択をすると
自分が足りないということを肯定し
学んできたことに不足があることを
肯定する選択になります
それは嫌でした
だから 違う選択をする必要がありました
何のために学ぶのか
そもそも
何のために学んでいたのか
問いに向き合いました
それは
自分らしくはたらける場が
欲しかったから
昔 友人と飲んでいた時に
言われた言葉がいまでも残ります
そうだ そう
だから 学んできたんです
自分らしく演じられる
舞台を探していました
そこで僕は
インプットしたくなる気持ちを
ぐっと堪えて
いま自分が
アウトプットできることを
やってみる選択をしました
小さな小さな一歩
はじめてみた結果は
思っていたよりも
芳しくなかったけれど
経験が身体に残りました
そして またやってみよう!
という気持ちになり
アウトプットのサイクルが
回り始めました
80点のための準備
きっと こういうことなのです
今までは テストで80点を取りたいから
一生懸命 勉強して準備をしていた
けれど 低い点数を取るのが嫌だったから
テスト自体を受けなかったんですね
しかしながら
80点を取れる自信なんて
そうそう付くものではなく
結果が怖くて
テストを受けることを
避けていました
意を決して
テストを受けてみました
予想通り 80点には程遠く
30点でした
でも 30点という経験が
残ったんです
30点が歩みを進める
そして 気がついたこと
テストを受ける機会は
至る所にあるじゃないですか
考えをアウトプットしたり
何かを試す場はたくさんあります
資格試験のように
年に一回じゃないんですよね
そしてもう一つ
テストを受けた方が
次のテストを受けやすいんです
悔しい思いが
新しい取り組みを誘発するから
だから
いきなり80点を狙うよりも
30点の経験からはじめませんか
その30点という経験が
歩みを前に進めてくれます
大丈夫
その30点は 失敗じゃない