絶望を 聞かせておくれ
つい先日 ヨルシカの曲 【晴る】の
MVが 公開された
葬送のフリーレンの曲として
リリースされており
歌詞からも
フリーレンと関連があるなと 思いながら
聴いていた曲だった
その時はまだ ここまで
気持ちを揺さぶることになるとは
思わなかった
MVを見るときも どんなのだろうという
好奇心が ボタンを押させた
泣いた
噛み締めるように 泣いた
現実は 願った通りにはなっていない
神様に 祈りを捧げていたのだろうけれど
叶うこともない
大切なひとは 帰ってこない
壁は 無くならない
鳥は越えられても 自分は進めない
しかし それでも
それでも 少年は 前を向いた
もう それだけで 十分だった
なんて なんて 美しいのだろうか
*
彼が このどうしようもない気持ちを
消化する ためには
信じたくない 現実を
受け止める ためには
きっと たくさんの壁を越えたのだろう
幾度となく 眠れない夜を過ごしたのだろう
しかも それを たった一人で
あぁ その声を
言葉にもならない 想いの濁流を
受け止めることは できないだろうか
この どうしようもない 気持ちを
ぶつける場所に なれないだろうか
怒りも 悲しみも 憎しみも
憤りも 恨みも 妬みも
見たくもない 感情の全てを
全開にできる 場所
僕は そんな場所になりたい
*
普段は 勢いで書かず
推敲したりするのだけれど
今日の この記事は
勢いで描こうと そう思った
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