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自分自身に対して 期待できているだろうか
システムコーチング®(*1)の
応用コース 3個目
リレーションシップ・パスの記事 2個目
今回の記事は その1日目
本当に願ってることを取り戻す という
ワークを体験した時のこと
*
システムコーチングの場では
そのシステムが持つ 願いに触れる
その願いを 現実世界に
産み出すためには
コーチ自身が それを
信じることこそが 推進力になる
であるならば コーチは
自分自身のことも 扱えていなければ
そういった場を 作り出すことができない
僕は 僕自身の願いと
それを 阻害する壁と
向き合うことになった
*
僕の壁は 父親の姿をしていた
ワークの中で 思い出したのは 受験
センター試験の結果が わかった時だ
浪人していた友人と 同じ大学を考えていた
しかし 浪人をする時に
約束していたことが あった
A判定を取らないと 受けさせない
僕は A判定を取ることができず
別の大学を 受けることになった
どことなく
受けさせてもらえる気が していた
センター試験の結果は
浪人仲間と 比較しても
遜色ない 結果だったからだ
けれど 受けさせてくれなかった
当時の 自分にとって
両親の決定は 世界そのもの
願うことに対して
誰も味方をしてくれない 感覚
一晩 泣きじゃくった後
しぶしぶ 納得させられたのを
覚えている
何かを 願おうとした時
変化を 抑制する働きとして
僕には この現象が起きる
願いが 遠のいていく感覚だ
こんな時 一人でいては
とても 立ち向かえない
だから 願うことに向けて
自分を支え 鼓舞してれる存在を
イメージする必要がある
僕のそれは ルパン三世だった(2*)
*
ルパン三世では
今でも 記憶に残っているワンシーンがある
ルパン三世PART5
23話「その時、古くからの相棒が言った」
と言う シナリオの中で語られた セリフだ
ルパンと次元は 敵に追い詰められ 絶体絶命
次元は 潮時なんじゃないかと ルパンに言う
ルパンは そんな状況でも
顔に 笑みを浮かべながら
大逆転の音楽が聞こえてこないか と言う
もちろん 実際には聞こえてはいない
次元にも 聞こえてない
けれど 大逆転になるんだという期待を
ルパンは 自分自身にかける
俺は俺に期待したいんだよ
当時 このセリフを聞いた時
あまりに震え その日に何回も巻き戻し
メモをした
自分が 自分に期待する
きっとできるんだ と そう言い聞かせる
何かに 挫けそうな時
心が 折れそうになる時
それでも 自分に期待をすること
いや そんな時こそ
軽やかに そして 高らかに音楽を鳴らし
乗り越えられると 自分に期待するのだ
それが ルパンから
僕が 受け取ったことだ
*
ただ だ
ここまでは 頭で理解していること
これを 本当に 信じられるか
と言うのが 勝負なのだろう
確か 西村佳哲さんの本だった
信じるということに 触れていた本がある
母親がはいるかと 聞かれたら
いる と答える人が多いだろう
けれど 生まれた時の記憶はないはず
無いはずなのにも 関わらず
母親なのだと 思うこと
これが 信じること なのだと
そうなのだ
どれだけ 本当に 信じられるか
本当に 期待をかけれるか
と言うのが 力量を左右するのだろう
だから そんなに簡単には 進まない
うまくは 行かないことばかりだ
でも それでも 少しでも
自分に期待をして 取り組めたのならば
結果は 変わってくるような
そんな気がする
自分自身に 期待できているだろうか
困難な時こそ 問いかける力を
*
*1 システムコーチング®は、CRR Global Japan 合同会社の登録商標です
*2 ルパン三世のエピソード
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