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魂は 何を経験したがっているか

生きる ということは
選択の 連続だ

日々の 些細なことや
人生に左右する 大きな決断まで

できるだけ いい決断をしたいと
そう思うのは 当たり前のことだろう

しかし 【いい】という
その価値観自体が 変容している時
人は 何を基準に 選んだらいいのだろう

頭で 考えるのは 
価値観が 変わる段階ならば 
信じていいか わからない

直感で 選ぶというのもある
一理あるのだが それだと勢いと
何が 違うのだろうか

それに ここにも
【いい】という 価値観が入りそうだ

ならば どうしたらいいのだろうか
ぼんやりと 問いを持っていた

そんな僕が 今
頼りにしている 問いがある
それが タイトルにある問いだ

魂は 何を経験したがっているか

魂というのは 霊的なものを 
信じるということでは ない

思考を司る 頭でも
感情を司る 心でも
その どちらでも無い 何かを
魂と 形容しているだけだ

いい わるい ではない

魂が欲しているのは 何か
それを 自らに問うていく

この問いならば 
いい という価値観は 邪魔をしない

魂が 経験したいことは
いいこと かもしれないし
ひょっとしたら 失敗かもしれない

けれども 魂が体験したい失敗なら
きっと その時の自分に
必要な 失敗なんじゃないか

そんな風に 捉えられる
気がするのだ

良い結果 だろうが
悪い結果 だろうが

魂が求める ならば
自分に きっと意味がある

そこを 探求していけば
欲しいものは 
近づいていくんじゃないか

ここ数年 年始の問いを
立てていたのだが 今年は
立てることが できなかった

その代わりに この問いと
長く 旅を続けている

これが 僕にとっての
今年の問い なのだと思う

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ひらいで#あの人が願っていたこと
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