ひとりひとりのはたらきに 光を当てる
友人が
パーソナルミッションの重要性を
熱を込めて 語った
僕は その話の流れに 演出をし
より 熱が伝わるよう工夫をした
構成が ひと段落し
大枠が 見えてきたところで
僕は伝えた
僕も ミッションを
定義していると
言葉の理由を聞かれ
経緯を 説明しようとしたけど
まとまった 記事がない
この機に僕は改めて 自分のことを
言葉にすることにした
それが タイトルの言葉だ
✳︎
僕は思い通りに 成果を出せない
自分に対して 幻滅していた
なぜ できないのか
それは 能力が足りていないからだ
僕は 能力を原因と決め
足りていない能力を
とにかく 補おうとした
そして 補えば補うほど
足りないところが見えた
見えて 挫折した
知人が 大震災の際に
圧倒的な行動をとる姿に
打ちのめされ 挫折した
僕には決して真似できない
その行動を見て
どうしたらいいのか
指針を失った
そんなときに
ある講座と出会った
✳︎
指針を失った自分が
出会った講座は
事前準備が 不十分だった
挫折からも 立ち直れず
気持ちも 不十分だった
その二つが
重なったからだろう
僕は その日の自分だけで
講座と勝負することに なった
結果
その自分こそが
評価されることとなった
そして
何もなかった 自分ですら
何かの学びを 何かの価値を
産むということを知った
その人が その人らしく
振る舞いさえ すれば
何かの学びを 何かの価値を
産むのだ
✳︎
そのひとらしい振る舞いを
したときに 周りに与える作用を
僕は はたらき と呼ぶことにした
本人の意図とは 関係なく
らしく在る時に
自然と周りに 影響するもの
それは 試験や 評価では
見えてこない
人と人との 関わりの中で
表出してくるものだ
だから 本人も知らない
僕が そうであったように
あることすら
気付いていないこともある
その ひとりひとりの はたらき に
光を当てたい
✳︎
光を当てるという表現は
演劇で使われる スポットライトだ
舞台上の役者に 一筋の光をあて
輪郭を浮き上がらせる スポットライト
本人ですら 気づいていない
そのはたらきに
煌々とした光を当てたい
ほら 見てみて
あなたには
こんないいところがあるんだよと
きっとそれが
たくさんの人との関わりに救われた
僕のはたらき
僕が 僕自身のはたらきを
信じれば信じるほど
当てられる光は 力強く
そして きっと
遠くまで 届くはずだ
✳︎
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