スポーツ障害ってなんだろう
スポーツでのケガは、主に、大きく2種類に分けられます。
①スポーツ外傷
②スポーツ障害
①スポーツ外傷とは・・・?
外力が加わったことによる、突発的なケガです。
骨折、捻挫、打撲、脱臼など
突発的なので、完全に防ぐことは難しい、です。
②スポーツ障害とは・・・?
繰り返しのストレスや、間違った使い方や動かし方によって起こる、故障です。
野球肘、オスグッド病、リトルリーグショルダー、腰痛 など
こちらは、適切なウォームアップやクールダウン、正しいフォームの習得、そして早期発見、早期対応で治癒や、発症のリスクを下げることが可能です。
捻挫や打撲、骨折などのスポーツ外傷は、怪我をしてすぐ痛みがあり、その症状も目に見えるもの(腫れや熱がある)なので、対応も早く(もちろん本人もかなり痛いですし・・・)、病院への受診も早いはずです。
ですが、慢性的な痛みによるスポーツ障害は症状が見えずらく、(レントゲンやMRIで初めて分かる場合も。。。)、痛みも徐々に現れるため、本人や親も気づきにくく、”何か最近変だな~。”くらいにしか、最初は感じません。
しかし、指導者や親がスポーツ障害の知識が少しでもあれば、
”もしかして・・・”
とスポーツ障害を疑い、早めに運動を中止させることもできますし、医療機関への受診もスムーズに行えるでしょう。
まずは、親も成長期の子供達の体のしくみを知り、子供が参加している競技で多い、スポーツ障害について、簡単でもよいので学びましょう!
そして、あれ??と思うようなことがあれば、まずは受診をさせましょうね。