センスがある、ない、はまだ分からない!
体格が良く、足も速く、センスも良くて・・・
なんていうお子さん、チームに必ず数人はいますよね。
”それに比べてうちの子は・・・”
”そもそもセンスっていうものがないんじゃ・・・”
なんて、他の子と比べちゃいけない、というのは頭で分かっているものの、ついつい相対評価とやらをしてしまう・・・
という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
わかります、わかります。 でも、ですね、俗に言う
「センスがあるか、ないか」「運動神経が良いか、悪いか」は、小学生時代だけの動きではまだ分かりません。
小学生時代で大切なのは、色々な動きをすること!です。
おそらく、一般的に「運動神経が良い」「センスがいい」と言われている子は、足が速くて、リレーでは必ずアンカーで、動きが正確で瞬発力に優れ、チームでもスター的な存在で・・・、と、
”何をやらせても上手い!”
でも、ですね、身体を動かす筋肉、の発達のピークは、中学~高校時代、なのです。
成長期の子どもたちにおいて、成長の早い子と遅い子の差は、4~5年の差がある、と言われていますので、成長が早く、身体的に大きな子どもが、足が速かったり、ボールを遠くまで投げられたり、俊敏であったり・・・、というのは、ある意味
”当たり前”
なことですし、
その成長が早い子どもが、早い段階でスポーツを始めていれば、技術的にも練習量が必然的に多い(ボールに触る回数や時間など)わけですから、これはどうしたって
「あの子は上手い!」「あの子はすごい!」「センスがある!」
ということになるわけです。
幼児期では、とにかくスポーツを楽しむ!こと。色々なスポーツを経験すること(様々な動きの獲得)、が大切です。この経験は、いわゆる「運動神経の向上」にもつながる、のですよ~!
子供のスポーツ人生は始まったばかり。
身体を動かすって気持ちい!
スポーツって楽しい!
そんな経験をたくさんさせてあげたいですね。