阪神タイガース あれの次はあちら
"あれ"と聞いてピンときた方は間違いなく阪神タイガースのファンでしょう。
少なくともプロ野球ファンかと思います。
就任から"あれ"という岡田節を炸裂し、シーズンを通して球界に浸透させました。
今年の流行語大賞は
"あれ"
"憧れるのをやめましょう"
この2つで間違いありません!
(野球ファンならこういう心理ですよね?)
さて、2023年シーズン、タイガースは安定した戦いを見せ、18年ぶりの優勝を成し遂げました。
そしてあれの次は…
考えていなかったそうです。
なにかいいのがあればと岡田監督がおっしゃってたので
わたしからも一つ提案しようかと思います!
今シーズンからMLBで活躍する藤浪晋太郎投手は"それ"とおっしゃてました。
私も最初に思い浮かんだのは"それ"でした。
しかし、少ししっくりきません…
熟慮した結果、ある一つの案が思い浮かびました。
"あちら" です!!
実はタイガースってあの最強外国人バース氏、Mr.タイガース掛布氏、そして現在監督の岡田氏らを擁した1985年から日本一になってません。
なんと38年、およそ40年日本一になれてないんです。
1番遠ざかっているのでは?
と思って確認したところ、広島東洋カープも1984年から日本一にはなれていないようです。
(カープ女子やらタナキクマルやらで盛り上がってた時期に3連覇してたので意外…)
どうせなら1番遠ざかってますて書きたかったのですが、
嘘はいけないので
球界で2番目に日本一から遠ざかっている球団です。
2003年「勝ちたいんや!」のキャッチフレーズのもと優勝した星野タイガース。
ちなみにスローガンは
「Never Never Never Surrender」です。
前年度にジョージ・アリアス氏がヒーローインタビューにておっしゃってたのを鮮明に覚えてます。
話を戻して、日本シリーズでは王貞治氏が率いる福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)と対戦しました。
お互いに本拠地でしか勝利できなかったことから内弁慶シリーズと言われたこのシリーズは3勝4敗で破れてしまいました。
2005年はJFKを筆頭に盤石な投手陣と
兄貴こと金本知憲氏を4番に、スピードスター・赤星憲広氏、鬼の勝負強さで147打点を稼ぎ出した現タイガースバッティングコーチの今岡誠氏など、
2003年の優勝メンバーを中心に新たな戦力も加えて優勝した第一次岡田タイガース。
日本シリーズではパリーグ2位ながらクライマックスシリーズを勝ち抜いた千葉ロッテマリーンズと対戦しました。
のちにタイガースでプレーする西岡剛氏や日本シリーズ記録となる8打席連続出塁を達成した今江敏晃氏など若い力に圧倒され、
0勝4敗でスイープされてしまいました。
このシリーズは4試合トータルで4対34と、一方的に打ちのめされました。
タイガースご自慢のJFKを投入する展開にもならないとはなんとも皮肉…
と過去の振り返りが長引いてしまいましたが、日本一になるのは大変難しいことです。
さらにクライマックスシリーズで勝ちきらなければそもそも日本シリーズにたどり着けません。
日本一になるというのは過酷でとても長い道のりです。
なので、あれよりもどこかよそよそしく、
雲の上の存在を指し示すかのような丁寧な感じがある
"あちら"がいいのではなんて思った次第です。
ここまであちらを提案した理由をつらつら書いてみましたが、なんでもいいのでとにかく日本一になることを願っております。
P.S.
あちらはあれの丁寧語でも尊敬語でもなく、もはや敬語ではありません。
ご存知の方も多いかと思いますが、補足でした。