もっと中央での戦いを!(柏VS京都)
柏出身レイソルファンのはやてです。
2024年6月26日 19:00K.O 柏VS京都について柏レイソル目線で思ったことを書いてみます
(サッカーは戦略など詳細に背景を理解しているわけではないことと、
選手を誹謗中傷するつもりもありませんのでご了承ください
強い柏を取り戻して欲しいと思っています!)
結果は、柏2-2京都とサヴィオの劇的ゴール!でなんとか同点に持ち込んだ
試合の入り
両チームのフォーメーションは、4-1-2-3の京都と4-4-2の柏。
センターサークル付近の中盤は京都が3人、柏が2人ということもあり、
中央で攻めたい京都とサイドを活用した柏という構図に。
初め10分:柏
〜35分:京都
〜45分:柏
とお互いの時間が長く続く。
CBとアンカー川崎→小屋松と細谷
中盤の松田・平戸→戸嶋、高嶺
両SB→山田、サヴィオ
3FW→DF4枚で見る形。
京都はなかなか川崎→松田・平戸にいい形で繋ぐことができず、
パスの出し先に困って柏のハイプレスからCBが3トップの裏に出す展開が多かった。古賀が特にセーフティーを意識しており、ゴール前での危険シーンは少なかった。
ただ、失点シーンは問題だ。
右CBの福田がダイレクトで松田に。スルーで豊川が前を向ける形でボールをもらう。
この時、松田と豊川の間に戸嶋がおり、ジエゴが豊川の後ろかつ、少し離れたところにいた。同じような距離に古賀がいたが、京都のCFが両CBの間にいたため動きづらかったと思う。
ジエゴは、スルー後の松田の駆け上がりに備えていたが、ジエゴと戸嶋のコミュニケーションが不足していた。
この試合初めてと言っていい。FWが前を向く瞬間。
左に展開されたのち、関根のイエローでFK。決めた三竿にはあっぱれだ。
小さなミスかもしれないが、そのミスが簡単な失点につながってしまう。
同点には追いついたものの、
佐々木がゴールキックをミスしたり、古賀がフリーでのヘッドを仲間にパスできなかったりと技術面でもまだまだ改善の余地はあると思う。
1つのミスに泣いた守備だった。
問題は、攻撃にあると思う
守備に関しては危険なシーンが少なかったが、それもセーフティー
にクリアを多用していたから。
J1上位との対戦では一度ボール持たせて、守備を続ける形をとるが、J1下位に沈む京都にも同様の戦略。ただ、ボール保持をしたいチームでもなく、柏の保持も多くカウンター機会は少なかった。
サヴィオや関根の上がりからのクロスなど可能性を感じるものはあるが、あくまで個。
京都は中央を固めて縦パスを防ぐ。
仕方なく、両サイドの関根やサヴィオ待ちになってしまう。
カウンターでの個は強烈だが、今回のような崩さなければいけない相手にはまだまだ柏の力は弱い。
柏1点目シーンでも、起点はサヴィオのポストプレーから。
63分には高嶺の可能性を感じる左足シュートがあったが、これも右サイド深くに攻め込んだ結果、ペナルティエリア付近で高嶺が空いたからこそ。
両サイドに深く入り込んだ前提での展開は、すでに相手もブロックを組んでいるので難しい。
縦パスを通せる中盤が少ないか、縦パスを受け取れるFWが少ないか、、、
(小屋松には疑問があるが、細谷はその力を持っているだろう)
走り勝つカウンター多用の展開ではなく、CBからのボールを受け取る・縦パスをもらうことが求められた今日は、小屋松ではなく木下が適任だったと感じる。
サイド一辺倒の点で言うと、右サイドの山田にも物足りなさを感じた。
両SBと中盤を見る守備タスクが多かったとは思うが、関根がライン側を上がっていることを利用とした中央へのカットインがあまりにも少なかった。
サイド一辺倒を増やしていたとも思う。
後半の2点目を入れられてからは、山田と木下投入による攻めの時間が長かった。サヴィオが中央でのプレーも意識していたのか、中央での展開が多く
可能性をより感じる展開に。
サイドだけの攻撃ではなく、中央攻撃→サイドへの展開がより効果的であると感じる結果に。
相手を崩すには至らず、結局サヴィオの個での打開に。
まとめ
連敗中であることもあり、ジエゴが決勝ゴールを決めた札幌戦ゴロと比較をすると相手ゴールに迫力持って攻める展開は少なくなっている。
ディフェンスシステムの綻びはいつも出てしまうもの。
守備の時間を少なくするためにももっと攻撃に厚みが必要と感じる京都線だった。
次回:6/30 19:00〜 VSサガン鳥栖