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エナジードリンクはアウト? 成分チェックの重要性

試合前やトレーニング中に「エナジードリンクでパワーをチャージ!」と思うことはありませんか? しかし、アスリートにとってエナジードリンクは思わぬ落とし穴になることがあります。

ドーピング違反を防ぐために、エナジードリンクの成分をチェックすることの重要性を見ていきましょう。


1. エナジードリンクに含まれる注意すべき成分

エナジードリンクには多くの成分が含まれていますが、特にドーピング禁止物質が含まれる可能性がある成分に注意が必要です。

✅ 交感神経刺激薬(競技会時に禁止 or 使用制限)

  • エフェドリン(Ephedrine)・メチルエフェドリン(Methylephedrine)

    • 競技会時に完全禁止

    • 一部のエナジードリンクやサプリメントに含まれることがある

  • プソイドエフェドリン(Pseudoephedrine)

    • 競技会時に尿中濃度150μg/mL以上で禁止

    • 市販の風邪薬や一部のドリンクに含まれることがある

✅ 高濃度カフェイン(摂取量に注意)

  • カフェイン自体は2025年現在、禁止対象外

  • ただし、過剰摂取するとパフォーマンス低下や健康リスクにつながるため注意が必要


2. エナジードリンクの成分チェックを怠るとどうなる?

「コンビニで買えるから安全」と思いがちですが、市販のエナジードリンクにも禁止物質が含まれている可能性があります。

✅ 海外製のエナジードリンクは特に要注意!
海外の製品は、日本の規制と異なり、ドーピング禁止成分が含まれていることがあるため、成分表をよく確認する必要があります。

✅「サプリだから大丈夫」ではない!
サプリメントやエナジードリンクの一部には、禁止物質が表示されずに含まれているケースもあります。ドーピングリスクを回避するため、信頼できる製品を選ぶことが大切です。


3. 安全なエナジー補給のためにできること

摂取する前に、成分を確認する!
「JADA(日本アンチ・ドーピング機構)」や「スポーツファーマシスト」に相談する!
エナジードリンクの代わりに、バナナやナッツなどの自然なエネルギー補給を活用する!


4. まとめ:エナジードリンクは慎重に選ぼう!

エナジードリンクは便利ですが、アスリートにとってはリスクが伴うこともあります。「この成分、大丈夫?」と少しでも不安を感じたら、すぐに専門家に相談しましょう。

試合やトレーニングで最高のパフォーマンスを発揮するために、成分チェックを習慣化していきましょう!


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