日めくりメンタル16
「今どんな表情をしている?」
日本には昔から「目は口ほどに物を言う」、「顔色を伺う」、「仏頂面」
など、顔の表情についての表現がたくさんあります。
自分もよく「表情が固い」と言われます(^_^;)
初対面の人に「怒っているんですか?」と聞かれたこともあります…。
それはさておき、あなたは自分自身の表情にどれくらい注意を払っているでしょうか。
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「メラビアンの法則」というコミュニケーションに関する研究があります。
これは、ある人の発言内容とその時の表情や態度、口調などが真逆だった
場合に、聴き手が影響を受ける要素を調べたものです。
例えばこんな人がいたとしたら、あなたはこの人からどんな印象を受ける
でしょうか?
メラビアンの法則では、言語情報(何を言っているか)による影響を7%、非言語情報(どう言っているか)による影響を93%(声のトーンなどの聴覚情報が38%、表情や姿勢などの資格情報が55%)としています。
先程の動画でも、言葉や口調は怒っているものの、顔の表情が笑っている
ので、どちらかというと笑っている印象の方が強いのではないでしょうか
(そのギャップこそが笑いのネタだから当たり前ですが…)。
ここまで極端でなくとも、「ありがとう」や「ごめんなさい」の一言も、その時の表情や声のトーンなどで相手が受け取る印象やメッセージは変わってきます。
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表情に影響を受けるのは相手だけではありません。実は自分自身もその影響を受けています。
例えば、割り箸を咥えると口が横に広がり、いわゆる口角が上がります。
その状態でマンガを読むと、面白さが増したという実験結果もあるそう
です。
これは顔の表情がスイッチとなり、自身の感情に影響を与えた例です。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」なんて言葉もあり
ます。
このように、あなたの表情は相手にも自分自身にも影響を与えます。
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「今どんな表情をしている?」
あなたやあなたのチームが求める結果を手に入れるためには、どんな表情が相応しいのでしょうか?そして、あなたは今どんな表情をしていますか?
(了)
ということで、「日めくりメンタル」の16日目でした。
前回の記事から少し時間が空いてしまいました(^^;
この記事が、読んで下さった方のお役に立てますように。
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