スズキアキヒト

フィールド・フロー認定スポーツメンタルコーチ 特にアスリートと育成年代(小学生~高校生…

スズキアキヒト

フィールド・フロー認定スポーツメンタルコーチ 特にアスリートと育成年代(小学生~高校生)のメンタルサポートが得意。トライアスリート、サッカー選手、少年サッカーチーム等のサポート実績あり。メンタルサポートのご依頼、お問い合わせはtwitter.com/sportsmental_に。

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最近の記事

鬼滅のメンタル

今回は趣向を変えて、最近読んですごく心を揺さぶられたマンガについて、メンタルコーチの視点から書きたいと思います。 それは、『鬼滅の刃』(以下「鬼滅」)です。 もう言わずもがなの大ヒットマンガですね。2019年の販売実績(作品別)はあの「ONE PIECE」を超えたとか。 【年間本ランキング】アニメ人気で売り切れ続出『鬼滅の刃』が初の年間 1位(オリコンニュース) https://www.oricon.co.jp/news/2149737/full/   マンガとして面

    • 日めくりメンタル19

      「ちょうどいい。なぜなら、、」 去年の話ですが、家族が僕のノートPCをリビングの床に落としました。 「バン!」と、かなり大きな音がしたので、一瞬イヤな予感はしたのですが、案の定、それ以降PCは正常に起動しなくなりました。 PCには大切なデータが多数保存されていました。しかし、バックアップはほぼ取っていませんでした。なので、このままPCが亡くなられてしまうのはとても困ります。何とかしてデータを復旧させようと、自分なりに情報を集め、周囲からいただいたアドバイスも試してみました

      • 日めくりメンタル18

        今の考え方や行動(質、量、やり方)で望むものは手に入るだろうか? 一生懸命頑張っているけど、結果が出ない。うまくいかない。 例えば、目標タイムをクリアする、自己ベストを更新する、あるいはチーム内の結束を高めるなど、何かしらの目標に向けて努力をするも、それが機能しなかったり望むような結果に繋がらないことがあると思います。 そんな時は、何かを変える必要があるというサインかもしれません。 ---------- 物理学者のアインシュタインは、生前こんな言葉を残したそうです。

        • 日めくりメンタル17

          「すでにあるもの、持っているものは何だろう?」 「日めくりメンタル07」でも触れましたが、私達は足りないものや欠けているものに対して意識が向く傾向があります。 例えば、 「時間がない」 「お金がない」 「才能がない」 「技術がない」 「経験がない」 「自信がない」 など、よくある話だと思います。 そして、「だから、できない」という結論に至ることが間々あると思います。 これを書きながら、僕自身もしょっちゅうこうした言い訳をしていると感じます。。 ----- ただ、そ

        鬼滅のメンタル

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        • 日めくりメンタル
          11本

        記事

          日めくりメンタル16

          「今どんな表情をしている?」 日本には昔から「目は口ほどに物を言う」、「顔色を伺う」、「仏頂面」 など、顔の表情についての表現がたくさんあります。 自分もよく「表情が固い」と言われます(^_^;) 初対面の人に「怒っているんですか?」と聞かれたこともあります…。 それはさておき、あなたは自分自身の表情にどれくらい注意を払っているでしょうか。 ----- 「メラビアンの法則」というコミュニケーションに関する研究があります。 これは、ある人の発言内容とその時の表情や態

          日めくりメンタル16

          日めくりメンタル15

          「勝ったときこそ学ぼう」 私達は、試合で力及ばず負けたとき、目標としていた記録や結果を出せなかったときなど、いわゆる負けたときは、改善点を洗い出し、どうすればうまくいくのか、出来そうなことは何か、などを考えると思います。 いわゆる、「負けから学ぶ」「敗戦を糧にする」ということです。 では、試合に見事勝利した、目標を達成したときはどうでしょうか。 ----- 1990年代に、スキーのノルディック複合の選手として、ワールドカップ3連覇や冬季オリンピック2連覇など、まさに「

          日めくりメンタル15

          日めくりメンタル14

          「空中戦より地上戦」 ミーティングや会議などで誰かと議論をしたときに、話が脱線どころか迷子になったり、どうも今ひとつ噛み合わなかったりしたことはないでしょうか。 あるいは、一人で腕組みをして宙を眺めてはみるものの、何も浮かんでこない、降りてこないということはないでしょうか。 そんな時は、ペンと紙を用意してください。 ----- 人間は普段、言葉を使ってコミュニケーションを取ることが多いと思います。そして、言葉に対する意味づけやイメージは、人によって異なります。 例え

          日めくりメンタル14

          日めくりメンタル13

          「起きてほしくないことは何だろう?」 スポーツをしている人であれば、試合や大会に向けて、日々の練習で技術や体力面を強化したり、試合の戦略を練ったり、様々な準備をして臨むと思います。 そして、いよいよその本番の場で、自分のイメージ通りに力を発揮できた こともあれば、できなかったこともあると思います。 今回は、本番で自分自身の力を100%発揮するための方法について考えたいと思います。 ----- 僕は山を走ったり(トレイルランニング)、歩いたり(山岳縦走)することが好きで

          日めくりメンタル13

          日めくりメンタル12

          「落ち着くところまで落ちてみよう」 何をやってもうまくいかなかったり、やろうという気持ちはあっても行動 できなかったり、そもそもやる気が出なかったりと、自分自身が描いている理想と現状とのギャップに、苦しんだり落ち込んだりした経験はないでしょうか。 また、そんな自分自身を責めたり、ダメ出ししたりしていないでしょうか。 ----- そんな時は、あれこれ試行錯誤してみることももちろん大切ですが、今回 提案したいのが、無理にその状況から抜け出そうとするのではなく、 そのまま落

          日めくりメンタル12

          日めくりメンタル11

          「あの人だったらどうするだろう?」苦しいとき、行き詰まったとき、先が見えないとき、 どんなに考えても良いアイディアや打開策が出てこない! そんな経験はありませんか? ----- 人間の思考には、一種の枠やパターンがあります。それは幼少期から積み上げられ、蓄積されたものです。 だから、それはあなたにとって当たり前のものですし、何かを判断する際のルールブックになっています。 だから、そのルールを自ら破ったり逸脱することはなかなかできません。 ----- でも、今までの

          日めくりメンタル11

          日めくりメンタル10

          「ナイスチャレンジ!」 スポーツでも仕事でも、「失敗(ミス)を恐れるな!」という言葉を 耳にした、あるいは言われた(言った)ことがある人は多いと思います。 この言葉には、どんな意味が込められているのでしょうか。 例えば、 ・失敗を恐れると、プレーが小さくなってしまう(パフォーマンスの低下) ・失敗を恐れると、無難なプレーを選ぶようになる(ミスも減るが、技術・戦術等の発展、成長も無くなる) ・失敗を恐れると、チャレンジしなくなる(主体性、やる気の低下) といったことが

          日めくりメンタル10

          日めくりメンタル09

          「その目標に●●は入っているか?」 スポーツ、仕事、またはプライベートで、何らかの目標を立てた経験のある方は多いと思います。 例えば、スポーツであれば自己ベスト更新とか、仕事であれば売上前年比120%とか、プライベートであれば夏までに5kg痩せるとか。 そして、それらが達成したこともあれば、達成しなかったこともあると思います。 --------------- では、何がその違いを生み出しているのでしょうか。 答えはいくつもあると思いますが、今日お伝えしたいのは、

          日めくりメンタル09

          日めくりメンタル08

          「もう一度やり直せるとしたら?」 スポーツであれば試合、仕事ならプロジェクトやイベント等が終わったら、反省会をやった経験はないでしょうか。 今回は、その反省会をより良いものにしていくためのヒントを紹介していきます。 ところで反省会と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか。 重い雰囲気、暗い表情、監督(リーダー)が一方的に話す、早く終わってほしい、そんなことになっていないでしょうか。 僕は普段、「反省会」という言葉を使う代わりに「振り返り」という言葉を使っています。

          日めくりメンタル08

          日めくりメンタル07

          「できていることは何だろう?」人間はロボットではないので、心身の好不調の波があります。 なんかイイ感じのときもあれば、何をやってもうまくいかないときもあるかもしれません。 スポーツの場面ではもちろん、仕事や日常生活の中でもあると思います。 そして、人間は足りないものや欠けているものに対して意識が向く傾向があります。 例えば、「何で自分は●●できないのだろう」「自分にはまだまだ▲▲が足りてない」「自分はメンタル弱くて」など。 一言で言えば、ダメ出しです。 でも、どん

          日めくりメンタル07

          日めくりメンタル06

          「勝つことではなく、勝つために何ができるかを考えよう」スポーツには、必ず相手がいます。そして勝つのはひとり(1チーム)です。 勝ちたいのは、勝利の栄冠を、喜びを手にしたいのは、自分も相手も同じです。 もし、勝ちたいという気持ちの強さを測ることができて(漫画ドラゴンボールに出てくる、相手の戦闘能力を測るスカウターみたいなものがあったとして)、その数値で勝敗が決まるのなら、ただひたすら勝ちたいと念じ続ければよいと思います。 でも、実際はそういうわけにはいかないですよね。

          日めくりメンタル06

          日めくりメンタル05

          「それは変えられるもの?」生きていれば、色々あります。 楽しいこと、嬉しいこと、ハッピーなことだけではありません。 悲しいこと、ムカつくこと、アンラッキーなことなどが発生して、その反応として悩んだり、迷ったり、落ち込んだりします。 では、そうした悩んだり迷ったりしていることは、自分自身で変えられる(コントロールできる)ものでしょうか。 スポーツであれば、天気や会場、対戦相手のコンディション、試合の結果などは直接的にコントロールできるものではありません。 でも、悪天候を

          日めくりメンタル05