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「はたらく内臓」はじめての大腸カメラ

こんにちは。
今病院でこの記事を書いています。
椅子に座り、横のテーブルに2Lの下剤を携えながら作業しております。

いつもの記事とは少し違う、大腸カメラって怖くないよって啓蒙活動の記事です!!

大腸カメラをこれから受けなければならない不安でいっぱいな人たちのために先人としての記録を残しておこうと思います。
(そんな不安な人いないかも)

私、昨年12月に健康診断を受けたところ「便潜血」が出まして、大腸カメラを受けるようにと言われました。

昔の私であれば、

「そんなもんせんでもええわ」

と、ほったらかしだったかもしれませんが、母もガンで亡くなってますし親族にもガンが多い家系なので、念の為にも受けておこうとなりました。


すでに経験されたからすると

「な〜んだ、そんなことか」
「大丈夫、問題ないよ」

だとおもいますが、

未経験の身からすると

「下剤飲んだ瞬間から、下痢すんのか??」
「お尻からカメラ突っ込まれる!?恥ずかしい!怖い!!!」
「病院でも2Lも下剤飲むの???そんなん無理!!!」

という不安という不安が押し寄せてきて、複雑な気持ちになっております。

いつもはスポーツビジネスに関わるお堅い記事ばかりですが、せっかくの初めての体験なので記録に残しておこうと思いまして。やはり未経験のことって不安があります。ということで昨日からの様子を振り返っていきます。


検査前日

検査の前日の朝食から、食事制限があります。
検査食を買うこともできたのですが、美味しくないのではないかという先入観から、自炊で消化の良いものを食べることにしました。
今思えばこれも経験として食べてみればよかったかなと思います。

朝食(7:00)

  • 食パン(バター塗らない、もちろんジャムも)

  • 目玉焼き

  • コーンスープ(具無し)

朝食は寝起きということもあり、もっと食べたい!なんていう欲もないですから全く気にならず。パンに目玉焼きを挟んで塩少々、ガブっといきました。

昼食(12:00)

  • 素うどん

他にも食べても良いものはあるのでしょうが、真面目な私は体内に取り込む量を少なめにしておくべきだと考え、うどんだけにしておきました。

いつもは食後のコーヒーとちょっぴりスイーツでリフレッシュするところですが、この日は我慢。(コーヒーは問題ないようですが、念の為。真面目)

夕食(18:00)

  • 卵雑炊

うん、優しいお味。ネギはもちろん入れません。卵とご飯のみのシンプルな雑炊。たまに食べると美味い。

夕食後、ついに最初の下剤の薬を飲みます。

  • ラキソベロン10ml(下剤)

  • プルゼニド4錠(下剤)

コップの水に液体の下剤を入れて、それで錠剤を飲み干す!
すぐにグルグルきたらどうしよ、と思いながらも

「えーい、いってまえー」

と飲み干しました。
ということでここからは絶食
このあと19時と22時にコップ2杯ずつの水を飲むことと決められております。

下剤のイメージ=マンガでよくある、飲みものに入れられたの飲んだら瞬間的に「ぎゅるるるる」ってやつみたいになるのか?と思っていたら、全然来ない。あら、意外と平気なのね。

その後寝るまでに2度ほどトイレで便通があった程度でした。


検査当日

ついにこの日が来たか。
開幕戦を迎える監督のような気持ち?で検査当日を迎えました。

もちろん朝も絶食です。でも全然平気。
昨夜飲んだ下剤が効いてか、朝から快腸。薬の力ってすごいね。

9時になったら病院で2Lの下剤か・・・
未知の世界。もし下剤がバリウムみたいな味やったらどうしよう。
2Lも飲めんで・・・などと不安がよぎります。

でもひとつだけポジティブな考えが湧いてきまして

「下剤で宿便も出るってことよね?これで腸内スッキリやん!!」

まあ、検査が終わったら腸内環境は再び揚げ物とアルコールに汚染された最悪の状況に戻るのでしょうけど・・・

9:30病院到着 2L飲む!

いよいよ病院到着。
今回検査していただくのは、山口市のさいとうクリニック。
まだ建物は新しくとてもおしゃれな空間です。

看護師さん達は優しく出迎えてくれました。
そして「大腸内視鏡様準備室」というトイレ完備のお部屋に案内されます。

大腸内視鏡 準備室

さあいよいよ下剤の登場です。

2Lの水を飲むのも結構大変ですが、今回は2Lの下剤。

クソまずかったらどうしよう・・・・

ゴクリ・・・・

美味しい!とはいえませんが、
梅ジュースのような味!(他にもこの表現されてる方いました)
味は問題無し。あとは2L飲むってことだけだな。

なんていう心配もよそに、10分〜15分でコップ一杯を飲まなければいけないのであっという間に減っていきます。

この記事を書いているうちに、いまや下剤はコップ三杯目。
しかし緊張からか便はまだでません。
下剤なんかに負けてたまるかと頑張っている俺の腸。
(のちに看護師さんに「みんなそんなもんです。」と言われる)

やはり、なかなか減らない・・・

便意もこない。

このまま下剤全部飲んでも、平気なんちゃうか?
と、思いつつ気がつけば1L飲んでました。

その頃から・・・ギュルルルルるるる

キター!

そこからは順調に飲んでは出すの繰り返し。

気がつけば2L飲み干しました!

脱水症状にならないように1Lの水も飲んでいたので合計3L飲み切りました!!

13:30 いよいよ検査開始

検査着に着替え、点滴(水分)を受けます。

今回私は鎮静剤?を使って眠って受けることにしていたのですがここでも少し不安がありました。

効かなかったらどうしよう。ほんまに眠れるんかな。

そうこうしてると看護師さんがこられました。

看護師さん「じゃあ今から鎮静剤入れていきますね」

私「はい」

看護師さん「どうですか?気分悪くなったりとかないですか?」

私「大丈夫です。なんだかフワフワしてきました・・・・・・」

zzz…..

目が覚めて時計を見たら15:00でした。爆睡してました!

そこからもう一眠りして16:00頃になって意識がはっきりしてきました。

眠っている間にできるなんて快適!

さいごに診察

最後に診察室で結果を聞きます。

今回ポリープが3つ見つかったので切除してもらいました。

それ以外には悪いところはなかったということで一安心。

いろいろ不安もありましたが、無事にはじめての大腸カメラを終えることができました。

あとは徒歩にて帰宅。
鎮静剤を使うと当日の運転はできませんのでご注意を。

あと、当日・翌日は消化のいい食事しかダメなのでもう少し苦しみは続きます。

おわりに

結果的に不安に思ってたことは、ぜんぜん大丈夫でした!

車にも車検があるように、人間の体も点検とメンテナンスが大切です。

未来をタフに生きていける健康な体は、それだけでも貴重な財産ですね



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