スポーツ業界で働くためにはスポーツ関連の大学学部で勉強すべきなのか?
スポーツ業界で働きたいと考えている方は多くいると思います。
その中でこんな疑問を持ったことがある人もいるのではないでしょうか。
「スポーツ業界で働くためにはスポーツ系の学部で勉強していないといけないのだろうか?」
特に大学選びに迷っている高校生や、就職活動で業界研究に取り組みスポーツ業界を考えている大学生には多い疑問かと思います。
簡単に結論を言うと、それはNOです。
理由は大きくわけて二つあります。
一つ目は、スポーツは様々な分野と強い関連があるからです。
これはスポーツの特徴のひとつでもありますが、スポーツは多くの分野と関わっています。
例えば、法律。スポーツの分野には法律は欠かせません。日本ではスポーツ基本法という法律の下、スポーツに関する施策が定められていたり、スポーツチームでは、選手やスポンサーなどとの契約も法律が強く関わってきます。
その他にも経済や経営から医療や政治まで、幅広い分野とスポーツはつながりがあります。
このようにみると、スポーツはどの分野よりも特に他の業界や分野と密接に関わっていることがわかると思います。
そういった観点では、スポーツ業界で働く上でスポーツ以外の分野を勉強していたことも大きな武器になります。
二つ目は、スポーツ業界では様々なスキルが求められるからです。
スポーツ業界は一般に、人員確保がむずかしいため、すでに高い専門性を持つ人や、様々なスキルを持つ人が重宝されるでしょう。
これが理由で、スポーツ業界(特にスポーツチーム)は新卒採用枠がほとんどなく、中途採用が多くなっています。
もちろん、ある程度のスポーツに関する知識は必要ですが、それ以上にひとつやふたつ、誰にも負けない高い専門性やスキルがある方が強いのです。
その意味では、決して大学でスポーツ関連の勉強をする必要があるわけではなく、どの分野であっても、誰にも負けない自分だけの強みがある人の方が求められるのです。
一方で、スポーツ系の学部を選ぶメリットも存在します。
実際私はスポーツ系の学部でスポーツビジネスを専攻しており、この学部を選んでよかったと思っています。それについては、また次の記事で紹介させていただきますので、ぜひそちらをご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!