一番大切な肉離れ対策

こんにちは(^-^)
奈良県香芝市の下間整骨院です。

肉離れ対策として、
ストレッチ体操が、
一般的には、よく知られています。

その効果に関しては、
先の記事で書かせて頂きました。

今回は、
ストレッチよりも
効果的な肉離れ対策について
書かせて頂きます。

肉離れは、
競技中の動作においての
強く必要とされる支え
筋長(筋肉の長さ)の伸び
との競合(拮抗)により、
その発症率が高まります。

ストレッチ体操が効果を示す、
伸長性反射と
その調整要素との関係性は、
肉離れには
大きな影響を与えます。

ですがその効果よりも、
身体の使い方不備がもたらす、
動作不備に伴う
必要な支え力の増加の方が、
筋肉の損傷に
より大きな影響を与えます。

従って、
肉離れ対策として
最も重要なことは、
身体の使い方にあり、
その具体的な内容の多くは、
体重の片寄せ動作シーン
に注目した支え動作対策だと
私は考えています。

支え動作といっても
色々な動作があり、
そのままの言葉だけでは、
具体的な表現とは言えません。

ただ、
肉離れを起こしやすい
動作の傾向はあります。

その動作傾向とは、
本来、どちらか片側の脚に
体重を集めなければいけない
動作シーンにおいて、
体重の片寄せが見られず、
両脚均等に体重が分配
されているような
動作不備状況が挙げられます。

これでは、
支え点として効率的な
重心の真下の位置が
両脚の間に来るため、
身体を支えるという
目的を果たすためには、
大きな筋力(支え力)が
必要となります。

特に、
上の様な体重配分のまま
片足立ちのシーンを迎えた場合、
強い慣性力による身体支えや
倒れる力、ジャイロ効果などの
力の要素が不十分であれば、
支え役を担う下肢に
大きな筋力(伸長性反射の筋力)が
必要となります。

この非効率な
大きな支え力の発生こそ、
肉離れの最大の原因となります。

この動作条件が
瞬時の速いタイミングで
起きていれば、
肉離れ発症のリスクが
高まります。

その対策としては、
まずは、
常用性が高い競技動作を
チョイスし、
その動きをある程度シーン分割し、
片脚支えが必要なシーンについて、
十分な体重片寄せが行えるように
訓練します。

シーン分割した
片寄せシーンでの動きにおいて、
上手く体勢がとれるようになれば、
そのシーンを意識しつつ、
チョイスした競技動作の制度を
繰り返し練習して高めます。

このことを競技で利用する
各動作ごとに作り上げていけば、
肉離れを起こす可能性は、
極めて低くなります。

実際に私は、
週一で息子のテニスの相手を
していますが、
準備体操無しでも
怪我をしたことはありません。

常に片脚から片脚への
体重移動を繰り返せるように
動く意識づけをしているからです。

因みに小6の息子の競技能力は、
大人の中上級レベルか、それ以上です。

私は若い頃のテニス経験無しです。

皆さんも実践してみてください。

肉離れを予防できる
なんてことよりも
もっと凄いことが起こるはずです。


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