サウナとスクールウォーズと共感力

「なんか身体が重いなー」と思ったら迷わずサウナに行きます。


サウナと水風呂へ交互に入る所謂『温冷交代浴』で心身共にスッキリして夜もぐっすり眠れます。
入り方によっては危険な温冷交代浴ですが、基本をおさえて自分の体調と相談しながら行えば問題なし。要は無理をしなければ大丈夫だと言うことです。


ただ、この健康的になれるサウナ、一つだけ大きな問題があります。
それは、あの密室空間に特にやることもなく暑さに耐えてひたすら汗を垂れ流すオヤジ達が苦行者のように密集しているって事なんです。


基本無言でうつむき加減でダラダラ汗を垂れ流すオヤジ達の集団。見方によっては、スクールウォーズで山下真司が「お前ら悔しくないのか?」と叫んだ部室内のような雰囲気です。まさに地獄絵です。思わず立ち上がって「悔しいです!!」って叫びそうになった事も数回ありません。
たまにテレビを設置してる所もあるので、それなら良いんですがね。


でも先日、サウナに入っていたら、常連さん数人が会話してて、その中の引越し業者さんらしき人が「いやー、ブスの客ほどあれこれ指示がうるさいし、部屋に入る時に嫌な顔とかするんだよなー。誰がお前みたいな奴の部屋に好き好んで入るのよ!」とか言ってて周りが共感して笑ってました。

こんな人達ならすぐ仲良くなれて「サウナから上がったら飲みにでも行きますか?」とか言えそうな気がしてくるから不思議ですね。
これからの時代は〝共感力〟が大切らしいですが、それを実感した瞬間でした!

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