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【後編】人を集めるイベントの難しさ

前回は広告する方法と場所が出来たとしたので
残る問題は「イベント内容」となっています。

イベントは「皆が行きやすい場所に参加したいと思えるイベントを集まりやすい曜日、日にち、時間で行うことを皆に知ってもらうこと」が重要と前回言ったのですが前回の記事では皆に知ってもらうことしかクリアできていません。

今回は他の部分を因数分解してみましょ!

皆が

これはターゲット層です。
自分の提供したい層を絞ることで効果的な場所が見えてきます。

小学生なら小学校。
主婦ならスーパー。
お年寄りなら病院や集会センター。

って言えばわかりますよね!
Web広告にはこういった年齢層の隔たりが少ないという魅力があるのでおすすめしたのですが、興味のない広告を見せすぎないようにする配慮も必要ですね!

自分に関係があるかも!と思わせることが大切。

行きやすい場所に

これは地域おこし協力隊的には難しいですかね?
それでもみんながよく利用している場所でないと「どこ?」ってなってしまうかもしれないので、役場の近くだったり公園だったりがいいかもしれません。

憩いの場、有名な場所、その地域がPRしたい場所であれば役場の後押しも受けられるかもしれませんし。道路のアクセスも気にしたいところです。
隣町のターゲット層も足を運んでくれるようになると看板が至る所にある場所の方が町外村外の方にやさしいですね。

参加したいと思えるイベント

これはめっちゃ難しい。
ターゲット層のニーズがわからないといけないし、潜在顧客や顕在顧客の潜在ニーズにヒットするものにする必要があると思います。

特に地域おこし協力隊は「ミッション」があると思います。
そのミッションに沿っている上で自身の技能を生かせるものするといいですがこれがかなり難しい。。。

私はダブルダッチとアクロバットなどのマット系運動が得意なのですが、それをイベント化するのって超しんどい。
だって「知らない人」が「知らないスポーツ」をやっているんです。
自分だったら参加するわけない。
しかも宣伝の方法もわからず「知り合いに伝える」「チラシを数枚張る」です。多くの村民はやっていることすら知らずに終わってしまうでしょう。(なんとわかりやすい失敗談です。)

集まりやすい曜日、日にち、時間

年齢層によって集まりやすい曜日が違います。
主婦層は平日子どもが学校に行っている平日、働いている人は土日。

日にちも月末月初は親が会社員なら仕事が忙しいこともあるかもしれないので子どもだけでイベント会場まで行けない地域では大切です。

時間帯は高齢者には朝方を、
親子層には昼頃を、
労働者層には夕方を、
設定しないと参加したくても参加できないというジレンマを生みません。

おわりに

「自分で何かを行って、それに皆が参加してくれる」
そんな状態を作ることを目指さねばならない地域おこし協力隊は就農目標の支援隊員と違った苦悩を抱えています。

私もその一人です。

苦しいですが
「会社で上司から指示を受けて言われた通り仕事をするだけ。」
「頑張っても頑張らなくても給料も賞与も同じ。」
「新しい取り組みは最小にして今まで通りを踏襲することを求められる。」

そんな会社のパーツのような日常より「これが人生だな」と思っている毎日を送っています。


とか言ってますが私は意識高い系ではないので
毎日飲んで遊んで楽しい日々を送りたいと思っていますし、
16:30に帰宅して毎日結構グータラしてます。
そんな余裕から生まれるのが「必要とされることをして生きていきたい」というかなり根源的な「働く」ことへのモチベーションだったりします。

毎日楽しければ毎日がストレス発散になって
「生きていくお金があればそれでいいや」と思える今のマインドになっていくかもしれません。
話は逸れましたが「やはり人を集めるのは難しいなぁ」
と痛感したところで今回は筆をおきたいと思います。


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