【株式会社Spornia.CSOコラム】地域の工場見学に想いを馳せる
こんにちは。スポーニアCSOの上山です。
時々お客様とも混同されてしまうのですが、弊社代表の上山の弟になります。
私はおもにビジネスサイドの戦略と営業責任者をしています。
今日はなんとなくテーマとしては工場見学について思い出を振り返ってみようかと思います。なぜかというと、スポーツクラブと街の企業様とのスポンサーマッチングの内容に、子ども達の工場見学を織り込んだ施策の実施を予定しているからです。
私は岐阜県可児市というところで生まれ育ちました。
特に私が住んでいた虹ヶ丘という団地の近くには「名古屋パルプ」という工場があります。ここは大王製紙さんがエリエールを作る工場なんです。
https://www.daio-paper.co.jp/company/base/
この工場には紅白模様の大きな煙突がいくつか立っており、
定期的にドス黒い煙をモクモク吐き出しています。
そしてその煙は臭いんです。実は。だから地元に帰ると、遠くからこの匂いが漂ってきて、帰ってきたなあ〜という気分になります。
なので正直、小さい頃はこの工場や会社自体にはマイナスのイメージを持っていました。
しかし、小学校3年生くらいになると工場見学でこの名古屋パルプに訪れる機会があるのです。あれには感動したし、31歳になった今でも鮮明に思い出として残っています。(そもそも過去の記憶を留めない性格の僕が覚えているのだから相当印象に残っている)
工場に入ると大量の木材のチップがあり、これはめちゃくちゃいい匂い。
工場を進んでいくとトイレットペーパーのロールのようなものの、超巨大バージョンのようなものがあり、それがいくつも・・・あれには圧巻でした。
エレンが初めて巨人を見た時の気持ちも想像できます。
あの工場見学を経てから、名古屋パルプの印象にマイナスの印象自体は消えました。だって臭かった工程がなんとなくわかったんですから。しかもエリエールタダでもらえたし。小学生の印象ってそんなもんなんだと思います。
あと思い出すのは地元にあったライクスタカギという豆腐工場です。
地元の僕でも見たことないエリアに工場がこじんまりとあったのですが、豆腐ってこうやって作るんだよっていう工程を人の手ではなくて機械で行なっているのに凄く驚いた思い出があります。
今調べたらちゃんと存続してました。それどころか140名も従業員をかかえて立派に経営されてました。売上推移も順調に伸びてそう・・・
(営業しなくちゃ!!汗)
地元に誇れる企業があるんだ。まではいかないです。正直。
でも記憶にはずっと残っていて、今後もし豆腐の究極の2択があったときに、1つの選択肢がライクスタカギの豆腐だったら、確実にそちらを選びます。ブランドイメージの刷り込みってそういうものですよね?
企業様と話していると、費用対効果は?ROIで示せないと、なんて声も多く頂戴するのですが、元ブランドコンサル出身の僕としては少し寂しい気分になります。御社の価値ってROIで測れんでしたっけ?中長期的な取り組みに費用対効果って絶対必要でしたっけ?と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、費用対効果をお伝えしてます。
ここではただ思い出をつらつらと綴ってみただけなのですが、
工場見学って大人が思っている以上に子供の思い出に届いているんだと思うんですよね。
僕らのビジョンでもありますが、
スポーツを通した子供の成長だけではない、
地域住民、企業、自治体が一体となって子どもたちを支える。
そんな座組みがもっと作れたらなと思っています。
企業がスポーツチームにスポンサーをする
ユニフォームに地元企業のロゴがのる
だけじゃ、寂しいじゃないですか。思い出にも残りづらいし。
ロゴ掲載した企業のことちゃんと理解してもらって、
子どもの成長にちゃんと貢献して、回り回って企業の価値もあがっていく。
そういう座組みをもっと考え提供していきたいなと思っています。
少しでもビジョン共感いただけたら、
我々を応援いただけたら嬉しいです!
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