昨今の消費者の行動変化
消費者行動は年々変化しております。
今までの手法はテレビCMなどからの注目、興味、欲求、記憶、行動だが、現在はSNSから共感、確認、参加、拡散に変わってきている。
テレビ離れが進んでいる中、ユーザーはSNSで検索し、SNSからWEBページ購入に変わってきている。
なので、よりSNS強化が重要になってきている。
テレビCMに比べれば費用も圧倒的に抑えられる。
コロナ普及後、さらにSNSからネットからの購入が増えております。
さらにSNS活用が増え、企業の情報もSNSで検索する時代にきました。
よって、企業側は、SNSを活用することによってよりダイレクトにユーザーに届けることができるようになった。
どのSNSを使う?ビジネスでの活用方法
SNSは以下の4つが主流となっています。
● Instagram(インスタグラム) 写真を利用した投稿が主流。ハッシュタグでつながる。ユーザーは約3300万人、10〜20代。
● LINE(ライン) 個人間のメッセージのやりとりやタイムラインがメイン。ユーザーは約8000万人、全世代。
● Twitter(ツイッター) 拡散力が高く、リアルタイムな投稿が特徴。ユーザーは約4500万人、20〜30代。
● Facebook(フェイスブック) 幅広いユーザー層とコンテンツが多様。ユーザーは約2800万人、30〜40代。
ターゲットが全世代なのだからLINEが有効では? ユーザー数が2番目に多いから、Twitterを利用すると良いの? それぞれのSNSの特性や広告の利用方法などを鑑みてより効果的な活用ができるように理解する必要があります。
Instagramを活用するポイント
今回は、Instagramを企業が活用するポイントをご説明致します。
インスタグラムは写真が主体なので、オシャレな商品写真をアップしていれば、 ユーザーがビジネスアカウントをフォローすることへの抵抗感が他のSNSに比べ格段に少なく なります。
ユーザーとしても「オシャレな情報をいち早く知りたい」という目的があるので、ビジネスアカウントをフォローしているというユーザーは75%以上という高数字となっています。
注意点
1.広告的な雰囲気をださない
2.ユーザーと親密になる
3.効果的なハッシュタグを使う
4.位置情報は必ずつける 5.ユーザーの目に触れやすい時間に投稿する(みなさんいつみてますか?)
「いかに写真映えするか」という点で、なにより「オシャレ・美しさ・珍しさ」があるかが重要になってきます。
また「#(ハッシュタグ)」のユニークさも大切な要素のひとつです。
企業がInstagram運用に失敗するケース
運用は簡単ではありません。運用方法を間違えるとユーザーの反応は薄くなり、フォロワーの 増えにくいアカウントになってしまいます。
ただ綺麗な写真を投稿している
「インスタ映え」という言葉が流行しましたが、インスタグラムのトレ ンドは絶えず変わっています。 綺麗な写真やスタッフの日常の投稿ではフォロワーを獲得することはで きなくなっています。 ユーザーに反応してもらえる投稿をすることが重要です。
ハッシュタグを色々と詰め込んでいる
投稿時につけるハッシュタグは多い方がいい、と思っていませんか? 写真に関係のないタグや投稿数の多いビッグタグを入れても「いいね」 はほとんど集まらなくなっています。 ハッシュタグの付け方についても正しい戦略性が重要になっています。
宣伝ツールと勘違いしている
インスタグラムを宣伝のメディアとして考えている方も多くいます。 すでに知名度のある大手企業以外では、簡単な方法を使ってフォロワー を増やしても売上に結び付くことはほとんどありません。 投稿する内容やどのようなフォロワーに増えてほしいか、を考えた活用が重要になります。
Instagramカギとなるアカウント運用ポイント
そこで重要なのがアカウントの運用方針、投稿設計などを考えた戦略的な運用です。
アカウントの方針、投稿内容の設計
インスタグラムの中には様々なアカウントの種類があります。 「ブランド訴求、ユーザー参加型、リポスト運用、キャンペーン、情報提供型」などそれぞれに目的や役割が異なります。 これらの知見を踏まえたアカウントの運用方針の設計が重要です。
投稿素材の設計
「投稿素材」や「ハッシュタグ」はユーザーとの関わりを作る大事な要 素です。 アカウント設計に沿った写真素材、広告素材、ハッシュタグを設計する ことが重要です。
継続的な分析と改善
運用を続けることでユーザーやフォロワーとの接点が増えていきます。 インスタグラムから提供される「インサイト」情報により、フォロワーの年齢層、性別、地域などがわかります。 これを基にした改善を続けることでより人気のアカウントに成⻑させることができます。
Twitter、ライン、FBは他の記事で更新致します。
講義ではさらに詳しいご説明しております。