spods 移動型クリエイションスタジオ

spods(スポッズ)はモビリティ時代に生まれる“移動する新しい場”をつくります。Ma…

spods 移動型クリエイションスタジオ

spods(スポッズ)はモビリティ時代に生まれる“移動する新しい場”をつくります。MaaSで暮らしはどう変わるのか。クリエイターや専門家の仲間たちと「移動型の新体験」を実験しています。Instagram→https://www.instagram.com/spods_media/

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最近の記事

資生堂×spods、 Z世代と“未来のビューティー”を考える「Next-generation Beauty Session」を開催しました。

spodsは、新しい時代をつくる企業との共創プロジェクトも推進している。 資生堂が、2019年に設立されたグローバルイノベーションセンター(S/PARK)の施設やコンテンツを活用し、研究員とコンシューマーが直接コミュニケーションしながら商品やソリューション開発していく「Co-Creation with Consumers」。 オープンイノベーションプロジェクト「fibona(フィボナ)」の一環であるこの活動では、spodsも一緒にコラボレーションを進めている。 その概要

    • 「味噌汁」でSXSWを驚かせたデザイナーの新たな実験

      UMAMI Lab主宰の望月重太朗さんが「デザイン×食」にたどり着くまで。 炊きたてのお米にたっぷりと出汁(だし)をかけた、出汁茶漬け。 それだけでも美味しいけれど、そこに、炒り番茶の茶葉で燻製をしたきな粉、粗塩、オリーブオイルを添えてアレンジしたり。はたまた、出汁ガラを乾燥させて山椒や青のりなどの好みの味とブレンドし、ポテトチップスにかけてフレーバーを楽しんだり。 出汁を引く全ての調理ユニットを、コンパクトなスーツケースに収めて各地にくりだし、日本の伝統的な出汁と、現

      • アーティストが暮らす森で、旅する写真家が見つけた "移動型アート体験"

        「気に入った葉っぱを見つけて」人と自然が繋がるとき——。 spodsのバス改造DIYの歩みや人との出会いを、写真に捉えてきたフォトグラファーの加治枝里子さん。フランス・パリで独立後、東京を拠点に活動しながら、北欧からインドまで、世界各地を子供とともに旅しています。 そんな加治さんが、長野の森で見つけた移動型のアート体験とは? 海外アーティストとの出会いとクリエイションとは? DIYボランティアに参加してくれた菊池奈那さん、そしてGallery38のオーナー堀内晶子さん

        • spods、資生堂 “fibona”プロジェクトでZ世代と未来のビューティーを考えています。

          2019年4月、横浜みなとみらい地区に資生堂 グローバルイノベーションセンターS/PARKが誕生しました。イノベーションを加速させていく資生堂の都市型オープンラボです。 そのなかで、資生堂の研究員と外部のさまざまな人と知の融合から新たなイノベーションを目指す“fibona”では、国内外の研究機関やスタートアップと4つのコラボレーションが進行しています。 じつは、spodsは、プロジェクトのひとつ「Co-creation with consumers」に参画しています。 

        資生堂×spods、 Z世代と“未来のビューティー”を考える「Next-generation Beauty Session」を開催しました。

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        • spods Creator's Talk
          4本

        記事

          東京モーターショー2019、IBMとカーナビのレジェンドが語った「MaaSの未来」

          そのサービスに、愛はあるかー。 従来のようにクルマを所有して移動手段にするのではなく、「サービスとしてのモビリティ」(Mobility as a Service)を意味するMaaS(マース)が、ホットワードになっている。 高齢化率の高まりや、地方の過疎化、自然環境の破壊など、様々な社会問題が深刻化し、都市の新たなモデル構築が求められる現代において、AIや自動運転などの最新技術を生かしたモビリティが、問題解決の鍵を握る存在として注目され始めたからだ。 こうしたモビリティは

          東京モーターショー2019、IBMとカーナビのレジェンドが語った「MaaSの未来」

          spods出発式。バスを舞台に「お祭り」したら、異能な仲間たちが大集合しました

          これまでに100人以上のボランティアが参加した、spodsのバス改造DIY。 1号と2号のバス改造が終わり、spodsの活動の第一歩となる「移動型クリエイションスタジオ」が完成しました。 7月28日に、これまで協力してくれたクリエイターや仲間たちを招いて「spodsバスの完成式&出発式」を開催。 バスを舞台にした小さな「お祭り」に、個性豊かな大人や子どもたちがたくさん集まってくれました。 個性の違う2台のバス 工場を舞台に、2台のバスを設置。 1号のスタジオの中は

          spods出発式。バスを舞台に「お祭り」したら、異能な仲間たちが大集合しました

          「モノづくり」の道具をバスで学校に持ってったら、子どもが夢中になった話

          「移動」によって、学びの場はどう変わるのか。 8月4日、真夏の早朝。親子連れで賑わう広尾に、spodsの2台のバスが到着した。 今回の目的は、「新しい学びを共創する」をテーマに掲げるイベント「Learn X Creation(ラーン・バイ・クリエイション)」でのワークショップの場を創ること。 「移動型クリエイションスタジオ」のspodsは、「建築の民主化」掲げ、自分たちの手で家づくりする建築家集団「HandiHouse project(ハンディハウスプロジェクト)」と

          「モノづくり」の道具をバスで学校に持ってったら、子どもが夢中になった話

          「移動×ケア」で生まれた新しい可能性。「CAREBUS」が静岡の病院に出展しました

          DIYが完成したばかりのspods(スポッズ)のバスが向かったのは、静岡県静岡市にある静岡赤十字病院。7月20日(土)に開催される、「しずおか日赤まつり」に出展するためだ。 え、「移動型クリエイションスタジオ」がなぜ、地域の病院へ? きっとそう思われる方もいると思う。実際、筆者も最初に話を聞いたときはそう思った。 まずは、今回のプロジェクトの3つの“狙い”からお伝えしようと思う。 1.病院に出展して、移動する医療ケアの場「CAREBUS」(ケアバス)を提案すること 2.

          「移動×ケア」で生まれた新しい可能性。「CAREBUS」が静岡の病院に出展しました

          移動が変われば、暮らしも、生きかたも変わる。spodsとbusketがともに描く未来

          spodsが取り組んだバスの改造DIY。 未来の可能性をつめこんだ、“移動する新しい場”を作るプロジェクトに、100人を超える人たちがボランティアに来てくれました。 今回紹介する西木戸秀和さん(写真左)もその一人。 西木戸さんは、ワンダートランスポートテクノロジーズという会社の代表で、パートナーの江口晋太朗さん(同右)らと一緒に、個人で貸切バスツアーを簡単に企画できるサービス「busket」(バスケット)を手掛けています。 busketは、「あなたの地元に、イベントに

          移動が変われば、暮らしも、生きかたも変わる。spodsとbusketがともに描く未来

          神様も仏様も喜ぶはず。 「テクノ大祓」が目指した現代版”神仏和合”とは

          6月30日、spodsのバス 1号が、ついに車道を走り、街へくり出した。 spodsは、移動する新しい場の試みとして、浅草神社の「テクノ大祓」に出展し、バスをスタジオにして写真展を開いた。 バスのDIYに足を運んでくれた友光雅臣さんは、東京・品川にある常行寺の副住職で、寺社フェス「向原」の代表だ。「テクノ法要」の発案者である福井・照恩寺の朝倉行宣(あさくら・ぎょうせん)住職とともに、浅草神社で「テクノ大祓」の演出を手がけた。 自動車メーカーの研究者を経て、浅草神社の神主

          神様も仏様も喜ぶはず。 「テクノ大祓」が目指した現代版”神仏和合”とは

          MaaS時代に、移動や暮らしはどう変わる? 「カーナビのレジェンド」と語り合ったこと。

          「モビリティは道具。本当にいいサービスを」 「カーナビのレジェンド」と呼ばれる今井武さんはそう語る。 今井さんは、自動車メーカーの本田技研工業(以下ホンダ)で長年「カーナビ」の開発をリード。東日本大震災の際には、独自の通信ナビをもとに「通行実績情報マップ」を公開。被災地の道路情報が、ライフラインの確保や復興支援の活動を支えたとして、2011年度のグッドデザイン大賞を受賞している。 翌年、“車の電気屋”として初めて役員待遇参事に認定。ホンダを定年退職した後も、ライフワーク

          MaaS時代に、移動や暮らしはどう変わる? 「カーナビのレジェンド」と語り合ったこと。

          「カーナビのレジェンド」はMaaSをどう捉えるのか。 今井武さんに聞く、社会に必要なモビリティ・サービス【spods creator's talk】

          「移動する新しい場」をつくるspodsのプロジェクトには、多様なクリエイターや専門家が集まっている。 「モビリティは道具。本当にいいサービスを作りたい」 そう語る今井武さんも、一緒にDIYで汗を流すspodsメンバーのひとりだ。 今井さんは、自動車メーカーの本田技研工業(以下ホンダ)で長年「カーナビ」の開発をリード。東日本大震災の際には、ホンダ独自の通信ナビをもとに「通行実績情報マップ」をインターネット上に公開。被災地の道路情報が、ライフラインの確保や復興支援の活動を支

          「カーナビのレジェンド」はMaaSをどう捉えるのか。 今井武さんに聞く、社会に必要なモビリティ・サービス【spods creator's talk】

          spodsのバスが完成間近。 ともに学び合う「移動する遊び場」ができるまで

          未来の可能性を詰めこんで始動した既存バスのDIY。プロや素人が混ざり合って、大人も子どもも一緒になって進めています。 GW中のDIY追い込み作業に参加したライターの阿部さんから現場ルポが届きました。 参加者は、どんなことをしているの? そもそもspodsは、どんな思いで始まったプロジェクトなの? “移動する新しい場”を作る「移動型クリエイションスタジオ」spods(スポッズ)。代表のyokoさんのインタビューも交えながら、プロジェクト誕生の物語を紹介します。 ....

          spodsのバスが完成間近。 ともに学び合う「移動する遊び場」ができるまで

          バスを改造して気づいた、モノづくりできる人たちが「かっこいい」わけ

          バス改造のDIY、毎週末バスチームとボランティアのみなさんで進めています。バスの塗装は、小学生から大人までみんな一緒になってやりました。 失敗は成功のもと。いろいろな個性豊かな人たちが、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら楽しんでいます。 「移動型クリエイションスタジオ」spods(スポッズ)のプロジェクトから生まれた“新しい場”とは?   DIYに参加してくれているライターすみさんが、前編に続いて、現場の様子をレポートしてくれました。 ......... 参

          バスを改造して気づいた、モノづくりできる人たちが「かっこいい」わけ

          見たことのないバスをDIYでつくる。 デザイナー森澤有人さんが語る「モノづくり」の本質 【spods creator's talk】

          3月から始まったバスのDIY改造。気づけば100人を超える人たちが参加してくれている。spodsのプロジェクトをともに楽しんでくれる仲間たちに感謝するばかりだ。 「うわあ、すごい」「かっこいい!」 初めて工場に足を運び、spodsのバスを目の当たりにした人たちからは、いつも驚きの声が上がる。見たことのないバスの吸引力、そのデザインの力を実感する瞬間でもある。 spodsのプロジェクトはいま、2台のバスを起点に始まっている。 このバスは、一体誰がデザインしたのか。 この

          見たことのないバスをDIYでつくる。 デザイナー森澤有人さんが語る「モノづくり」の本質 【spods creator's talk】

          spods、「バス改造のDIY」スタート! 情報過多の時代に見つけた「モノづくり」の時間

          未来の可能性を詰めこんで始動した既存バスのDIY。初日に参加したライターのすみさんから現場ルポが届きました。 どんな人たちが集まって、どんな作業をしているの? 情報過多の時代に再発見した「モノづくり」の時間とは?   “移動する新しい場”を作る「移動型クリエイションスタジオ」spods(スポッズ)のプロジェクトが体感できるストーリーです。 ......... その日僕は、横浜のあるガレージでバスの内装設備を剥がしていた。 電動ドライバーでネジを緩め、内壁や床を覆う装

          spods、「バス改造のDIY」スタート! 情報過多の時代に見つけた「モノづくり」の時間