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JRPGが抱えてる病ってこういうことじゃないか?

こんにちは。

今回は1ゲーマーとして、最近のJRPGについて思うこと・感じてることをまとめました。


最近のJRPGは面白くない、失敗作が多いのでは?

最初にぶっちゃけて爆弾発言投入しときます。

良いJRPGもあるんですが大作JRPGで失敗作・愚作・駄作とか言われて不評の作品が出やすくなったと感じています。

分かりやすい"面白くない失敗作"と言われる代表的なところではFF13シリーズが特にそうだと。


事例:FF13シリーズのどういうところが良くなかったか

FF13シリーズは三部作になっており、特に最初のFF13が不評気味です。

ユーザースコアでは7.1点です。

メタスコアにあるシリーズ各作品のオリジナルへのユーザースコアの推移はこちら。(オンラインはパッチによって評価が変動するのでまとめられず)

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FF7、FF9のユーザースコアがもっとも高く、メタスコア内ではFF13がシリーズもっとも駄作であると評価をしている状況です。

これは海外ユーザーの傾向ではありますが、日本のユーザーの評価や周囲の声もだいたい近しい印象を感じます。

FF13を知らない人もいると思いますのでかいつまんで概要を伝えます。

グラフィックやムービーは美麗、戦闘は派手かつシンプルさもあり戦略性もあり練られたものだった。

ただしストーリーの道中が序盤からほぼ一本道で引き返すことができない、前に進まないといけない、決められたルートを前に進むだけしかできない、レベル上げが下手だと詰まってしまうなどの欠点がありました。(ファルシのコクーンのパージなど用語が難解すぎてストーリーが理解しにくいという点もネタにされる欠点の一つ)

※ストーリーの途中にある終盤手前で広めの大陸を自由に探索して冒険できた(逆に言うと冒険の自由度があるのはそこだけ)

こちらの動画での説明も分かりやすくポイントをある程度つかんでいるので見ると良いでしょう

開発陣がどういう苦労をし、どういう意図でこのような作品になったのか、それは1ユーザーとしてははっきり分からない。

しかし個人的にはFF13からJRPGはゲームとしての本質を見誤る・面白くない作品が増えてきたように感じます。重要なターニングポイントだったと思います。

一応弁明しておきますが、FF13シリーズはグラフィックも美麗で戦闘も革新的で爽快感や面白さはありストーリーも難解ではあるが壮大で考察しがいのあるものでした。

だけど、海外でも日本でもゲームとしての評価が低いわけです。

余談ですが、筆者のFFシリーズの評価はユーザースコアの出てる範囲では7,8,10,12>9>15>>7R>>>>13です(個人的な意見)


事例:ここ10年でもっともユーザー評価の高いJRPGは?

※オリジナル版での評価です(ドラクエ11Sとかの追加改良版は含まない)

ユーザー評価9.0点のゼノブレイドX

WiiUの晩年に出たため日本では遊んでいる人が少ないゲームです(私も遊んでません)

オープンワールドのJRPGという括りになる。

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次点でユーザー評価8.9点のニーアオートマタ

むしろみんながよく知っているのはこちらのニーアオートマタの方だったりすると思います。

プレイヤーの心を揺さぶる鬼畜ストーリーのアクションRPGという括りになる。

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こちらの二作、だいぶ性質や本質が違うゲームですが共通する点があります。

それはプレイヤーの意思で自由に探索や冒険ができる自由度がある、いろんなクエストがあって寄り道できる。

JRPGに求められているのは自由度と寄り道できるクエストなのではないかと言える状況です。

また余談ですが、筆者がここ10年で一番面白かったJRPGはゼノブレイド2です。オープンワールドでいろんなクエストがあり、各所のひょっとした地形にとんでもない強敵がいて逃げたり苦心して倒したりなど面白かった。

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JRPGが抱えている病とは?

それはJRPGに求められている要素、面白いと思ってもらえる要素をゲームを作る側が正しく理解できてない・面白さの本質からズレた作品を出してしまうことではないかと考えています。

美麗なグラフィックやムービーやボイス、派手な戦闘やそれを支えるシステム、重厚なストーリー、そういったことはJRPGの面白さの中心となる軸ではなかったと。

JRPGの面白さの中心となる軸はプレイヤーの意思で自由に探索や冒険ができる自由度がある、いろんなクエストがあって寄り道できることはでないか。

特に病として陥りがちな症状は、美麗なグラフィック・等身大のキャラクターに合わせた世界を作ろうとして、容量の都合で行けるところが限られている自由度の低い実質上は狭いフィールド、マップ、世界を用意してしまうこと。

こういった傾向があると思います。容量には限りがあるので、美麗なグラフィックを用意しつつ広大な世界を用意するのも現実的ではないのですが。

そうすると美麗なグラフィックを用意するために世界が狭くなる・冒険や探索の自由度や狭くなるのはJRPGの面白さを削る"悪"となってしまいます。


まとめ

・一本道など自由度が低いJRPGは評価が低くなりやすいのではないか

・評価の高いJRPGは探索や冒険の自由度や豊富なクエストが見受けられる

・グラフィックを美麗にしようとすると容量の都合か世界が狭くなって探索や冒険の自由度が失われやすい

・グラフィックに偏重しすぎているJRPGを開発側が作ってしまうことがJRPGで起きがちな病なのではないか


以上です。

1ユーザーとしてこう思うよというの述べただけなので、他の人の考えや意見を否定するものではないことを断っておきます。

PS:面白いJRPGこれからもどんどん出て欲しいよね!

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