スプラ界隈の民度低下の要因とその影響
スプラ界隈には、さまざまな要因が絡み合い、民度低下を引き起こしている現状があります。本記事では、その要因を「配信者当人の要素」「配信者に関わるプレイヤーの要素」「プレイヤー全体に関わる要素」に分け、どのように悪影響を与えているのかを探ります。
配信者当人の要素
配信者はゲームコミュニティに多大な影響を与える存在であるため、彼らの行動はゲームの民度に直接影響を与える。
配信者のスキル不足と感情的な振る舞い
一部の配信者は、動画配信のスキル不足・企画力不足から過剰な感情的反応を視聴者に見せることで人気を集めようとします。これが視聴者に悪影響を与え、過激な行動や反応を助長してしまうことがあります。運営への不満とストレス蓄積による配信者の暴走とモンスター化
配信者が運営やゲームの仕様に対して不満を抱え、それがストレスとなり、過激な行動を取ることで問題が悪化します。この暴走行動は視聴者にも影響を与え、配信者が問題行動を取ることが当たり前になってしまいます。スキル不足による他ゲーム領域へのチャレンジができないことによる閉塞感
スプラの人気に翳りが出た時に、他のゲームに挑戦できない配信者が閉塞感を感じ、過激な行動を取ることがあります。これが視聴者に不健康な影響を与え、民度の低下を招く原因となります。配信収益を目的とした炎上商法
配信収益を得るために炎上を狙う配信者がいます。過激な行動や論争を引き起こすことで、視聴者を惹きつけようとするこの手法が民度低下を助長します。また、配信収益が動機となって問題や炎上を起こした後も界隈に居座ろうとする者が出ます。子供向けゲームの配信者としての自覚欠如
スプラトゥーン3は子供向けゲームであるにもかかわらず、配信者がその自覚を欠き、不適切な行動を取ることがあります。これにより、ゲームの楽しさが損なわれ、特に子供を中心とした視聴者に不健康な影響を与えます。
配信者に関わるプレイヤーの要素
配信者自身の行動だけでなく、彼らに関わるプレイヤーもゲーム内外で民度低下を助長しています。特に問題なのは、プレイヤー同士の関係や行動の影響です。
有名プレイヤーとの関係を築こうとする不健全な行動
一部の女性プレイヤーが有名プレイヤーに擦り寄り、不健全な恋愛トラブルや問題を引き起こすことがあります。これが有名プレイヤーや配信者の人格に影響を与え、民度の悪化への間接的要因となります。問題児プレイヤーを諌める存在の不在
問題行動を取るプレイヤーに対し、諌める存在が不足しています。任天堂はゲーム内や動画配信内での問題行動を取り締まることはできるが、SNSやプライベートの問題は取り締まることができず、その結果、問題行動が放置され、悪影響が広がっていくのです。問題児を面白がる風潮
視聴者や一部のプレイヤーが問題行動を取るプレイヤーを面白がり、その行動を助長することがあります。この風潮が悪循環を生み、ゲームの健全性を損ねています。
プレイヤー全体に関わる要素
スプラトゥーン3における民度低下には、プレイヤー全体に関わる要素も大きな影響を与えています。これらの要素は、ゲームの本来の楽しさを損なう要因となっています。
レートが唯一の価値観になった
スプラ2からプレイヤー間でレートや競技性が唯一の価値観とされるようになり、ゲームの楽しさが競争に偏りすぎてしまいました。これがプレイヤー間の対立を引き起こし、民度低下を招いています。激しい競争と理不尽な競争によるストレス
過度な競争がプレイヤーに精神的な負担をかけ、感情的な行動や問題行動を引き起こす原因となっています。これにより、ゲームの楽しさが失われ、プレイヤー間で対立が生まれます。競技性が強調されすぎている
ゲーム内で競技性が過剰に強調され、自由な遊び方が制限されています。これがプレイヤー同士の対立を生み出し、ゲームの本来の目的である「楽しさ」を損なっています。レート至上主義と古い価値観の維持
スプラ3でもレートや競技性を重視する価値観が依然として根強く残り、自由なプレイスタイルが認められません。これが対立を生み出し、プレイヤー間で不満が蓄積されます。直接的な現象としては「好きなブキを自由に持てない」などがあります。煽り文化と晒し文化の定着
煽りや晒しが文化として定着し、プレイヤー間でストレスが溜まります。これがゲームの健全性を損ない、民度低下を助長しています。子供が多く、判断力が未熟なプレイヤー層
ゲームのプレイヤー層に未熟な判断力を持つ子供が多いため、問題行動が発生しやすく、その結果、ゲーム内の民度が低下します。公式大会の少なさとレート絶対化
公式大会が少なく、レート絶対主義が強化される傾向があります。この価値観がプレイヤー間の対立を助長し、ゲームの本来の楽しさが損なわれています。
界隈の民度が悪い理由
スプラ界隈で民度低下が進行している原因は、配信者当人やプレイヤー全体に関わる要素が複雑に絡み合っているためです。過度な競争やレート至上主義、感情的な振る舞いや過激な行動が文化として定着し、健全なゲーム環境を作ることが難しくなっています。これらの要因が悪循環を生み、プレイヤー同士の対立や問題行動を助長しているのです。その結果、モンスターが生まれても任天堂ですら彼らを追放するための権限を強固に保持しきれていません。健全なゲーム環境を作るためには、これらの要因を認識し、改善に向けた取り組みが求められます。
プレイヤー全体が今すぐできる行動
報告・通報システムを利用する
問題のある配信者やプレイヤーや不正行為に迅速に対応し、ゲーム環境を守るために最も効果的な手段。
報告や通報が蓄積し、問題児配信者の動画削除や動画配信規約の強化などが任天堂によって行われた。プレイヤー全体が協力すれば一定の効果がある。
問題児を面白がらない
荒らし行為や問題行動を助長しないために、無視することが重要。反応しないことで問題が拡大しないようにする。
問題を起こしたプレイヤーを必要以上に擁護しない（論点を明確に切り分ける）
問題行動に対して正しく対処し、擁護することで問題を長引かせることを避ける。冷静に論点を整理し、適切な対応を取る。
配信者のゲームの上手さと問題行動の悪質さは別問題であり、ゲームの上手さが希少で惜しいと思っても、問題行動を軽視することにはならない。
判断力が育っていない子供が周りにいることの自覚を持つ
自分の言動が他のプレイヤー、特に子供たちに与える影響を意識する。子供に悪影響を与える言動かどうかをちゃんと考えてから発する。
任天堂の責任追及をする
ゲームの運営に関する問題や責任があれば、任天堂に働きかけて改善を促すことがゲームの質を向上させるために重要。
以上です。