ネタバレ考察:超雑にまとめた新すばらしきこのせかい
新すばらしきこのせかいをクリアしてシークレットレポートを全て集めました。
全容がわかったのでここにまとめます。
普通ならゲームレビューを書いたりするんですけど、このゲームは前作のすばらしきこのせかいをクリアしてないとストーリーが理解できないようになってるのでゲームレビューの意味がなくなるんですね。なので、ネタバレ考察だけをまとめます。
タイトルにネタバレと記入してるので、間違えてきた人はいないかなと思いますが念のため引き返せるポイントを設けておきます。
ネタバレ見たくないなら引き返せー!!!!!
どうなっても知らんぞー!!!!!!!!
はい、ネタバレ見たくない人は引き返しましたね。
ここからは普通にネタバレをまとめていきます。
前作:すばらしきこのせかいで起きたこと
前作のすばらしきこのせかいを遊んでないと肝心なところが分からないようになってます。
前作のシークレットレポートをまとめてる人がいるのでこちらで確認することが可能。
ざっくり言うと
嘘でしょ?と思うかもしれないけど、高次元の上の方だとこんな感じの出来事だったわけです。
新宿で起きたこと
インバージョンになるケースは浄化においてコンポーザーと死神ゲームマスターの同意が行われなくて、コンポーザーによって強制的に浄化が行われる結果になった時発生する形式。
前作の渋谷と同じようなことが起きて、新宿はコンポーザーの思惑通り浄化されちゃったわけです。
執行人に操られたシイバさんは自分が操られた自覚がないまま、渋谷に流れ着きました。
すばらしきこのせかいfinal remix a new dayで起きたこと
このあと、ネクと死神ココと復活させられた死神南師はココの友達を救うために新宿で色々やらされるのです…(詳しい描写なし、ゲームにできるぐらいの濃さはあると思う)
新すばらしきこのせかいで起きたこと
順調に出来レースの死神ゲームは進行し、最終局面になった
めでたしめでたし
各次元の構造と役割について
新すばらしきこのせかいで世界観や設定がだいぶくっきりしました
現実世界の人が死ぬとUGに来れる(基本としては)
優秀なイマジネーションがあるとUGに来やすい
UGから先はさらに高次元の存在になるための仕組みが動いている
その仕組みのことを死神ゲームと呼んでいる
死神ゲームの構造
参加者は勝手がわからないため、死神ゲームがなんのためにあるか知ってる人は少ない
死神ゲーム運営者の階級
元参加者である死神もランクがあり、階級がある
浄化が行われるとそのエリアの死神ゲームマスターがそのエリアから産まれた最高傑作になるため、浄化後に死神ゲームマスターは天使に昇格される
浄化が行われたエリアは理屈上では仕切り直しでまた死んだ人間で質の高い存在が死神となり、死神ゲームをやらされて蠱毒で質の良い存在を生み出すため競わされる構造になると考えられる
元々そのエリアにいた死神がどうなるかは死神ゲームマスターが決定権を持ち、消滅させるか残すかの二択(浄化の形式は複数種類あるらしく劇中ではインバージョンで崩壊し無人になり出ていかなければいけなくなった描写)
浄化とはそのエリアからそれ以上質の良い存在が出てこない出涸らしの状態なったので掃除して綺麗にしてメンテナンスを行うぐらいの意味合いになるようだ
イレギュラーな死神:ココ。すばせかfinal-remixに出てきた死神。時系列としてはすばせか後の出来事に関わっており、ネクをインバージョンで崩壊した新宿に連れて行く手はずを整える、シキの持っていたヌイグルミを新宿に持っていき、消滅しそうだった元死神をヌイグルミの中に保護したりなど、前作と今作との橋渡しにおける重要な役割を担っている。劇中でもヌイグルミが破損したので治せる人物であるシキを渋谷外から呼んだり、南師を禁断精製陣で復活させたり(陣の完成度は低め)など様々な活動が確認されている。渋谷死神だが渋谷の範疇に収まらない活動を行っているため、かなり特殊な死神。活動内容を見れば、死神のフリをしてる天使だとするのが腑に落ちる。(天使にしか理解できない禁断精製陣を一応完成させてるし)
天使の階級
コンポーザーはとにかく偉い
偉すぎてどのぐらい偉いのか実態はまだはっきりしてない
前作の設定はコンポーザーは倒されたら、倒した存在がコンポーザーになる
一応その設定があるため南師というイレギュラーな死神が出てコンポーザーを付け狙っている(本来の実力差を考えると天使すら一撃で瞬殺できるコンポーザーに死神レベルで勝てる見込みはゼロ)
前作では天使とコンポーザーは同格、天使の役職の一つにコンポーザーがあるのではという描写だった(見方によっては天使>コンポーザーも可能だった)
今作では新宿コンポーザーが執行人の天使を瞬殺したので、コンポーザーと天使が同格同次元の存在だと考えられなくなった(格が違いすぎるのでコンポーザーは天使より高次元の存在と考えた方がスムーズ)
したがってコンポーザーの設定と描写が前作と今作では違う部分がある
天使は色々役職やバリエーションがあるようで全容はまだ良くわかっていない
以上の構造を把握した上で分かる異例のヘッドハンティング
ネクは断った
おまけ:人物相関図
新すばせかに出てくる人物の相関図をまとめてあります
なおシークレットレポートを書いた人は前作すばせかと一緒です(新すばせかには登場してません、接触を禁じられてるので出てこない)
まとめ
すばらしきこのせかいの構造そのものが、より質の高い存在を生み出すための蠱毒みたいな仕組み。
死んで参加者になり、死神ゲームで生き残って死神となり頑張って昇進していき、昇格して高次元の存在である天使になったと思っても、役割や義務があってそこでも競争をさせられている可能性。
コンポーザーレベルになると競争の螺旋、蠱毒からは解放されてそうだ。
一連の昇進や昇格が馬鹿馬鹿しいと思って、コンポーザーを殺してコンポーザーに一気になろうとする南師のような死神が出ても感情的にはまあおかしくはない。実際には死神がコンポーザーを殺したらコンポーザーになれるのかなどは疑わしい。(南師は騙されてることになかなか気付かないちょっとアレな感じになってしまう)
そういう蠱毒のような仕組みを機能させるためにコンポーザーの思惑を中心とした騒動がすばらしきこのせかいのストーリーとなってる。
だいたい悪いのはコンポーザー。わかりやすいね!
以上です。
設定や世界観が複雑だったので、このぐらい雑にまとめた方がわかりやすいだろうということでこの粒度にしています。
楽しんで読めたなら幸いです。