見出し画像

スプラシリーズの再構築:多人数対人ゲームの未来を考える

スプラ3は多くの課題や問題点が明らかになった。そしてそのまま2年間のアプデ追加期間を終えた。

今後のスプラシリーズに対して、私だったらこのようにするという案を述べる。

まず、本気で改変するつもりであれば、開発期間を長めに取る必要がある。その期間は5年から10年になる見込みだ。目的は、多人数対人ゲームにおける課題を認識し、克服すること。そして、全年齢対象にふさわしいオンラインゲームとして、ゲームデザインをリブートすることである。

そのためには、現行の4対4を中心としたデザインを見直す必要がある。非対称対人や、ロールごとの目標がある協力プレイなど、多様なゲームモードを作り上げる必要がある。これにより、勝ち負けを評価の軸とする多人数対人ゲームの欠点を克服するとともに、多様な価値観やプレイスタイルを提供することで、レートが絶対的な価値観になってしまう悪循環を断ち切ることを目指す。

さらに、長い休眠期間を設けることで、問題のある動画配信者たちが活動を維持できなくなり、淘汰されるという効果も期待できる。

可能であれば、このリブートの道を選びたい。

ただし、ここまでの労力を割けない事情がある場合には、スプラ2のスタイルに戻すだろう。もちろん、このスタイルに戻しても課題は山積みだ。まず、ガチマッチやステージが既に飽きられてきている点を重視し、新しい要素を開発する必要がある。問題のある動画配信者については、ゲーム内で直接対処できることは限られている。あえて言えば、動画配信ガイドラインの強化や、法務部門の強化、監視体制の強化が必要となるだろう。

さらに、全年齢対象という方針自体を見直すべきかもしれない。競技シーンを中心に据えるのであれば、子供向けにするのは正直無理がある。コロコロコミックでの漫画連載から撤退し、対象年齢を15歳以上に限定する方が現実的だと思う。それ以外の方法としては、動画配信を免許制にし、厳格に管理する道も考えられるが、それは相当なリソースを必要とするだろう。

このように、二つのアプローチが考えられる。理想的には、ゲームデザインをリブートする方を選びたい。

皆さんはスプラシリーズがどのようになって欲しいだろうか?各自想像してもらいたい。

いいなと思ったら応援しよう!