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第5回splatoon甲子園:オンライン甲子園春で起きた誹謗について
8/2夜、新型コロナウイルスで延期になっていた第5回splatoon甲子園:オンライン甲子園春が開催されました。
コロナ禍の中で再びなんとか開催できたことは喜ばしいことだったと思います。
しかし、残念ながら後味の悪い大会にもなってしまったと思います。
何が起きたのか経緯や背景についてまとめていきます。
※プライバシー保護のため、関係者含め本人が分からないよう画像加工などの配慮措置を行っています
過去Xランキング500で不正を行ったプレイヤーがいたことが発覚した
1年前にあるプレイヤーがスナイプを行ったと発覚。
この不正の結果、Xパワー3000の大台に乗った模様。
それはスナイプに協力した友達や本人の会話ログが公開され、本人もそれを認め謝罪したので事実。
スナイプとは?
ボイスチャットで通話しながら協力者とタイミング合わせて同時にガチマッチに潜ること。
成功すれば協力者と一緒にガチマッチ対戦ができます。
味方側に協力者がいれば自分たちだけボイスチャットで協力しながらプレイできる。
敵側に協力者がいればわざと意図的に負けてもらう、情報を流してもらう。
アンフェアだったり八百長だったりを引き起こす不正行為ということでオンライン対戦では嫌われています。
不正しなくても実力はあった
実力がなければスナイプをしてもXパワー3000付近まで上がってくるのはほぼ難しいので、実質的にトッププレイヤーの実力はあった。
常日頃から不正を持ちかける常習性があった模様
不正がバレた結果、謝罪をしアカウントを消して沈黙
この時点でそのプレイヤーはオンライン甲子園春の本戦に出場、プレミアリーグに出場などが決まっていた選手でした。
チームメイトも連絡が取れなくて困惑したりなど。
オンライン甲子園の2日前にアカウント復活し謝罪コメント
この謝罪コメントを残し、また再び沈黙。オンライン甲子園に出場するのではないかと噂が駆け巡りました。
オンライン甲子園春当日、何も言わず出場
行動の結果から見ると、少なくともオンライン甲子園春のチームメイトとはやりとり・相談をして出場を決めたようです。
ニコニコ動画のコメントなど非常に荒れました。(この大量の絵文字は協力者との会話ログから本人を揶揄するものです)
さすがに運営も異常事態を察したのか、該当プレイヤーをカメラで映さないで他の選手を写すように配慮したりなどした
荒れた反応の様子をピックアップ
その後敗退し、何も言わず再びアカウントを消して沈黙
この一連の動きにさすがにプレミアリーグのチームメイトも激怒。
オンライン甲子園が終わった後
ヒールが敗退したのでスッキリした人もいたようだし、後味の悪さを感じた人も出ました。
不正の余波を問題視する人も
オンライン甲子園やプレミアリーグ出場には不正は直接関係がなかった
実力や知名度で出場をもぎ取っています。大会に対して何か違反、失格に値する行為を直接的には行っていません。その意味では出場権利は有していた。
何が問題だったのか?
不正を犯したプレイヤーが謝罪だけして、公式の大会に出てきたことを咎める状況だった。
「不正をしても謝ればノーペナルティでそれでチャラ」という状況、前例になりかねなかった。
ほぼペナルティを受けないで公式大会に出ることを問題視したSplatoon2を遊んでる人たちが数多くいた。
どうすればよかったのか?
運営がペナルティを与えて半年などBANすれば実はそれが最良だった。
怒っている人たちも溜飲が下がるし、本人もペナルティを受けたのでそれでケジメはつくし、何も悪いことしてないチームメイトも誹謗の対象にならなかったり諦めが付いたりした。
また大会も荒れず、見ている人たちも複雑な気持ちを抱かずにそこに出場している人たちを気持ちよく見れた・応援できた。
運営も判断ミスを冒したように個人的には感じる。
結局不正をしたプレイヤーも誹謗を受け、そのチームメイトも巻き添えになり、大会も誹謗コメントだらけで荒れ、見ていた人の中にも複雑な思いを抱えた人が出た。多くのものを守れなかったように感じる。
運営は直接何にも悪いことをしてないのにだ。
最大の被害者はチームメイト
オンライン甲子園のチームメイトは中学生もいたりして、自主的に参加辞退すべきだったと求めるのも酷な部分があった。
またプレミアリーグのチームメイトも不誠実・不義理だと激怒している。
最後に
不正が起きた時に運営は直接的であろうとなかろうとペナルティを与えることが結局関係者を守ることになる。不正を冒した人を守るために必要以上に攻撃されたり誹謗されたりを防ぐためペナルティを与える厳しさと優しさは必要だった。
同じようなことを繰り返さないようにしていくために、今回の出来事を記事化して残すことを決めました。
私個人は不正を冒したプレイヤーを必要以上に責める気持ちはありません。むしろバカな判断をしたなと大変気の毒に思っています。
追記
そのあと、プレミアリーグの方では該当選手の今後の継続が困難ということでチームと運営と相談の結果、選手交代が承認されました。