損してるおかげで拾った得

普通に更新期限が過ぎていた上に、これといった話題がなくて恐縮過ぎる。

人生において、「もったいない!損してるよ!」みたいなことをしばしば言われる話でもしようかなと思います。

代表例は、人生においてディズニーやジブルに強い感銘を受けずに生きてきたこと。
それを言うたびに(言わんでいいのですが、なにかと会話に出るやつだからネ…)、「損してる!」と一蹴されることが多かった。

いや、普通に見るんだけど、「あのシーンは」とか「このシーンは」と、込み入った話になると、「あ…うん………」と数秒で会話が止まってしまう。

アニメのグロいシーン、全然見れなくてもののけ姫は25年強生きてきて、未だに最後まで観れた試しがない。

これを言うと「どこが怖いの!?」と言われるのですが、怖いものしかない。

突然として生首吹っ飛ぶし、気持ち悪いオバケみたいなのが普通に気持ち悪くて震えるし、血はダバダバだし、怖いものの詰め合わせギフトで、生涯もののけ姫を越えることはないのだと思う。

ディズニーに関しても、たぶんまともに全話見たことがあるものは、ほぼほぼない。

たぶん世間の「もったいない!」回避ができるの、細田守作品くらいだと思う。サマーウォーズとか、バケモノの子は見ました。時かけは原作だけ読んだ。

どうやって生きてきたの!?とまで言われるのは、全然稀じゃないし、生きてるんだから別にいいでしょって思ってしまう。

わたしは概ねポケモンとちゃおで小学生は生き抜いてきたし、中学はバスケで終わったし、高校は邦楽ロックで埋め尽くし、大学はバイトで生きてきた。見てなくても生きてこれるよ。

バスケやってた時はスラムダンクを読まないで、バスケするのはありえない!くらいまで言われましたが、全然問題なかった。

何を好き好んで生きてきてもいいじゃん…、という反抗期丸出しな思考はたぶん、こういう積み重ねがあったからなんだろうなと思う。

人生損してる!と言われるたびに、「絶対見るもんか!」ってなっていたし、どんな人と付き合ってきても「趣味嗜好に不干渉でいてくれ」の気持ちがあったな。

どこをほっつき歩いてもディズニーとジブリの壁はあって、定期的な頻度で生きにくさを味わってきたんだけど、先日、ついにわたしに同調してくれる強者が現れました。

それが事あるごとに登場する、会社のなかよし(どう頑張っても仕事以外で交わることがなかった人間)で、「別に見なくても生きてこれるし、ジブリのやつなんてかまいたちのネタだぞ」って言われました。まじで推し。

なかよしとは、生きてきたフィールドが違いすぎて、全く会話の共通項がいまだになく、会話がよく止まるんですけど、
なかよしはSKY-HIが好きらしく、その派生でオーラルのぱらでじゃに出演したときのコラボ動画(よりによってカンタンナコト)を見た、といってて、さすがにわたしがオタクの悪い癖が出たのが思い出です。

あとは全くその気のないわたしの引越し計画もあれこれ勧めてくれるし、めっちゃいい人です。共通項がないので、会話全くないけど。

結婚しても生活スタイル変えなくても気にしない女(飲み歩いて怒らない女)がいいらしいのですが、私も「趣味に対して不干渉でいてくれる人間」と常々言ってるので、本当に会話があったら、今もうすでに大好きだったな〜〜〜!!!子供好きらしくてめっちゃ良い〜!!!年上だし最高〜!お昼外食すると何もしなくても同じオーダーするし最高〜!
でも、全然腹割って話さないから、雑談何一つできないからダメだね〜!もっと仲良しになったら、心境変わるのかな〜おもろい!
中華街の占い師のとこ行って、話聞きにいくか〜!

思わぬところで今まで、徹底的に否定されてきたことが救われている、という話でした。

そんなわけで、婚約者を完全に殺してしまった、そしてなかよしは名前が漢字も含み、婚約者と同じでオモロイ!オチが綺麗だ!

なかよしが仕事辞めたら、わたしも辞めます!

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