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「取材日記 2002日韓ワールドカップ 日本が燃えたあの日々」part5

6月2日 
ロシア代表 キャンプ @清水 J-STEP(清水ナショナルトレーニングセンター)


J-STEP

ロシア密着取材二日目。
この日チームは、午前10時30分から散歩タイム。 
そして11時からは公開会見を監督ではなく、ポリンスキーGMが行いました。
会見というと、監督のイメージが強かったけど、大会では試合に専念するため、試合前日の公開練習時は監督が会見を行うけど、それ以外は代表団の一人が会見場に現れる事が普通でした。
その会見でポリンスキーGMは「予選は全ての試合が大事。日本戦の準備はチュニジア戦が終わってからだ。」
と語りました。ロシアチームの練習は非公開ということで、この日の取材終了。
ただ、この日はロシアチーム関係者が子供たちに対してサッカー教室を開催すると言う発表もあったりして、キャンプ地に対して恩返しをしっかりしているのが伝わった。世界の人々との触れ合い・・・これがワールドカップを招致した理由の一つだなと思った。

ロシア代表ユニフォーム


このままホテルに戻っても時間が余るので、どこかのメディアやチームがロシアの練習を偵察するため、どこかに偵察部隊を送り込んでいる場所があるのかな??と思い、キャンプ地から周りを見渡してみた。キャンプ地は高台にあり、近くの道路は閉鎖されていたので人は近づけないようになっていた。まわりは山があるのでそこからバズーカのようなレンズで狙えば撮れるかもと想像してみた。かつて日本代表チームでも相手国の練習を見て情報を入手することをやっていたと聞いたことがあっただけに、そんなスパイ映画のようなことをやっているチームがここ日本でも本当にあるのだろうかと思った。


私は地元での取材なので、静岡市内のテレビ局に戻り、上司にここまでの内容を報告。静岡のテレビ局が取材している日本代表のキャンブ基地「JUMPS」での現状も確認したりしました。日本代表では、インタビュー対応する選手が毎日決められていて、弊社のアナウンサーも頑張って質問していると聞いたので、ホッとしたと共に、今後やってくる最難関「中田英寿」選手のインタビューでは、弊社アナウンサーが旨く聞き出せるか心配も・・・頑張れ〜。

JUMPSで配られたステッカー


 


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