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とても足を向けて眠ることの出来ない存在

2023年がはじまりましたね。

もうけっこう経過してしまいましたが、今年もよろしくお願い致します(笑)


年末年始は動物病院にとって、とても緊張する期間でもあります。

私の動物病院も、年末年始にはお休みを頂いております。

そのため休み期間に動物に何かあった場合、受診することが出来ないため、飼い主さんや動物にとっては不安な期間です。

私は以前から、お盆や年末年始などの長期休みは色々とこちらも大変なので、診察をしてもいいと思っているのですが、スタッフの同意が得られないためお休みを頂いています。

私一人では通常の診察は出来ませんし、年末年始はみんな家族や友人達と一緒に休みたいですよね。

スタッフも大切な存在なので、意見を取り入れない訳にはいかないのです。(笑)

そういった理由で、年末年始などの長期休みに何かあった場合に飼い主さん達に紹介しているところがあります。

それが夜間救急動物病院です。

ありがたいことに、私の病院のエリアから行けるところにも夜間救急動物病院があるのですが、年始年始にも対応して診察をしているのです。

年末年始の診察は本当に大変だと思います。

通常でも夜間救急は大変な症例が多いですが、年末年始ともなるとやっていない病院も多いですし、さらに大変だと思います。

そういった病院があるおかげで、我々のような一般の病院がお休みさせて頂けるのです。

本当に感謝と敬意を表するとともに、とても足を向けて眠ることの出来ない存在です。

私の家からの正確な方角は分かりませんが、本当にそんな気持ちです。(笑)


私もまだ新人の頃に、夜間救急動物病院で経験を積みたいと思っていた時期がありました。

しかし、私は働きだしてすぐに家族を持ったため、幼かった子供達との生活を優先して結局行きませんでした。

夜間救急病院で働くと、どうしても家族との時間が少なくなってしまいます。

別に奥さんとかに反対されたとかではないのですけど、自分でそう決めたのです。

でもその時に1~2年だけでも経験していたら、現在また大きく違っていたと思います。

実際に、開業前とかに救急動物病院で経験を積む獣医師の方も多くいらっしゃいます。

まぁでも、幼い子供達と過ごす時間もかけがえのないものでしたが。

そんな子供達も、大きくなって最近ではゲームとYouTubeばかりです。

これから救急病院に勉強しにいこうかな?(笑)


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PKS/獣医メンタルケア
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