ぽんた

私小説的な。

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最近の記事

【オリンピックサッカー】久保の涙

ー90分を知らせる笛が無情にも鳴った。 うなだれる負けたチームと、メダル獲得を喜ぶ勝ったチーム。 そんな光景はいやというほど観てきたから、たとえ応援しているチームが思うような結果が出なかったとしても、もう特段思うことはない。そう思っていた。 審判の微妙な判定による先制点献上で流れを崩したように見えたが、そもそもこの試合に挑む時点でみんな燃え尽きていたように思う。山王戦のあとあっさり負けた湘北みたいな。 そういうときは「全部出し切った結果の敗戦」と感じるものだし、視聴者

    • 【現代病】人間関係について

      生きていると様々な悩みがある。悩みの根本はすべて人間関係に起因するという話は有名である。 私は人に合わせることが本当に苦手で、会社の新人研修で2週間も会社の施設で缶詰にされたときは苦痛すぎて逃げ出したかった。というか少し逃げた。 その後も、転職や転勤で様々な職場を経験してきたが、いつのときも人間関係には苦労した。気をつかってばかりいてあまりにも疲れてしまうので、あるときから、その原因を考えはじめた。 結局は、「上司に気に入られたい」「同僚に嫌われたくない」「ダサく見られ

      • 【TENET-テネット-】コロナ明け最大の衝撃

        映画が好きだ。 特にクリストファー・ノーラン監督の作品が好きで、インセプションに至っては視聴回数は10をゆうに超えている。何度も繰り返して観たくなる中毒性がこの作品にはあるのだ。 そして、満を持して2020年9月18日(金)に公開となったクリストファー・ノーラン監督最新作「TENET」を観てきた。 観終わって数時間しか経ってないうちに、早速レビューに入りたいと思う。 ※本レビューには多くのネタバレを含む。これから観るという人は劇場に行ったあとでここから先に進んでほしい。

        • 半沢直樹が好きだという人に読んでほしいノート(共感ノート)

          半沢直樹が好きだ。 各話豪華キャストが白熱の展開を見せてくれる。毎回、クライマックスに差し掛かったときの緊張感は、まさに息を呑むという表現が相応しい。 そこからの大逆転の展開に、心を揺り動かされる。 ーこの記事は、ただただ半沢直樹という作品について、好きな感情や感じることを思ったままに書いたものだ。 記事内の数値などにはなんの根拠もないので、この数値を持ち出して明日学校や会社で話のネタにすることはおすすめしない。数字というものは残酷だ。“解釈の違い“などという余白は一切な