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希望の火を。 松本山雅FCvsアルビレックス新潟 レビュー【2021 J2 第38節】

こんばんは、すぴっちです。

甲府戦の前日になりますが・・・ホーム・新潟戦の振り返りになります。

1. 結果:先制点!しかし引き分けに…


2. 試合のポイントは・・・”ポジトラ”

ざっと感じたことを書くと・・・以下の通り。

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詳細を以下で述べます。

2-1. 前半 > ポジトラで殴れ!ハイプレス&カウンター

このゲームの山雅の狙いは、「プレス&カウンターで先制点を奪う。そして逃げ切る」といった感じでしょうか。

以下の理由によって上記の狙いにしたかと思われます。
 A. vs新潟としての理由
  A-1. 新潟CB陣のビルドアップ能力が高いから自由を与えたくない
  A-2. ポジトラ時に新潟最終ラインが少ない(CB2枚)
 B. 山雅の状況を踏まえた理由
  B-1. 残留争いのメンタル的に、早めに先制点を奪っておきたい

前半、特に給水タイム前後までは、以下のようにボール奪取して、素早いカウンターで何度もチャンスを作りました。結果、先制点を奪う。

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2-2. 後半 > 押し込まれ”ポジトラ”の機会を作れず

追加点を奪えずにいると、徐々に新潟のターンとなっていきました。

山雅のプレスが弱まってくると、新潟はCBから縦パスが通るように。その縦パスによって中盤をかき乱され・・・ライン間を使われ・・・シュートを打たれる回数が増え・・・と。

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シュートを打たれると、その次はゴールキック or CK。ポジトラの機会は無くなります。そのため、前半のようなカウンター攻撃の機会を増やせず。

3. 次節に向けて

結果的には、引き分け。勝ち点1。決してベストな結果ではありません。

だがしかし、この試合は熱かった。

この試合は、今の山雅の状況踏まえて立てられた新潟から勝ち点3を奪うための作戦を、チーム全員で迷いなく実行できていました。だからこそ、前半あれだけハイプレスがハマった。奪う、そして全員でカウンターを目指す。迷いがあったらハイプレスなんてハマらないし、セカンドボールを拾えません。

首の皮一枚繋がっている状況には違いありませんが、少なくともこのゲームはサポーターに希望の火を灯してくれる良いゲームでした。

この火をもとに、もっともっとサポーターの応援の熱量が上がり、もっともっと選手に力を与えられたら良いなと思います。

次こそは、勝ち点3を!!!