僕のご主人様は結界師?!
今日は、ちょっぴり、ご主人様の話をしよう。
最初に書いたように、ご主人様は、この社会の中で、コッソリ生きたいと思っているから、あんまり、詳しいことは書けない。
でも、ちょっぴり、ご主人様のことを話すと、僕のご主人様は、過去世、結界師だった。
本人は、その過去世のことは、全く覚えていないが、でも、小さい頃、自分の周りにぼ~っと、殻のようなものがあったのは覚えていると、1つ上のお姉さんに話しているのを聞いた。
そのせいか、僕のご主人様は、何しろ、いろんなことに明快だ。
また、自分の感覚に超忠実だ。
そして、その感覚が僕の感覚と一緒なのが、嬉しい。
散歩中に、僕が、こいつは嫌な奴だ!と思う奴に会うと、ご主人様も、こいつは嫌な奴だと感じて、バッサリ、あっさり、相手の気を叩き落す。
会社やプライベートでも、そうだ。
こいつは嫌な奴だと思ったら、社会人としての最低ラインは守るものの、それ以上は、あっさり、バッサリ、縁を切る、というよりは縁を持たない。
このバッサリ感、僕が見ていても惚れ惚れする。
なにしろ、潔いのだ。
だから、僕のご主人様は、たまに、見えない世界の変な奴に出会っても、そいつらを憑けて帰ってきたりはしない。
だから、僕は安心なのだ。
ただ、問題は、僕のほうだ。
ご主人様が大丈夫でも、変な奴らがいる場所に、僕が一緒に行くと、そいつらのことを僕が憑けて帰ってきてしまう。
今のところ、これが僕の悩みだ。
そんな僕を見て、「これをどうにかできないモノか」と、最近、ご主人様は、真剣に考えている。