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霊的真理は数名の小さなグループで学ぶ

「遠隔スピリットヒーリングであなたを癒します」事務局 コバチャン本舗です。

私は現在 霊的真理を数名の信頼できるメンバーと学んでいます。

今回は私が霊的真理に出会ったお話いたします。

1.妻の他界で霊的真理に出会う


 2013年4月28日に妻が他界しました。

 子供には恵まれませんでした。

 妻が他界する20年前に転勤で引っ越してきたので私も妻も親類縁者は近くにおらず付き合いもほとんどありませんでした。

 ですから、妻が他界した時、私は一人で生きていくことになりました。

 どちらかが他界すれば、残されたものが一人で生きていくことには二人ともすでに気が付いていました。

 ですから、二人で仲のいいおじいちゃんとおばあちゃんになろうといつも話していました。

 そして、妻はいつも「私より先に死なないでね、」と言っていました。

 その妻が他界しました。

 私は一番失いたくない妻を失い、どうしていいのかわからなくなりました。

 妻の葬儀が終わり、日常が戻ってきたとき、悲しみのどん底に落ちこみ、一人の部屋で毎夜 泣き崩れていました。

2.霊的真理に出会う


 妻が他界して毎日のように泣いていました。

 時には会社で悲しみの思いがあふれ出てトイレで声を押し殺して泣くこともありました。

 私が泣いてしまうのは妻が癌の痛みで苦しんでいる様子を思い出した時です。

 痛み止めを飲んで、効くまでの間、妻が痛みで苦しんでいる時、私は何もしてあげることができません。

 痛みに強い妻が痛みで苦しんでいる姿は見ている私も本当に辛かったです。

 その時の映像が浮かぶと胸が詰まり苦しくなりました。

 そんな毎日泣き続けるある日、こんな言葉に出会いました。

 「死ぬということは肉体という牢獄に閉じ込められた霊が自由になることです。苦しみから解き放たれて霊本来の姿に戻ることが、はたして悲劇でしょうか。」

 この言葉が本当なら、他界した妻は癌の痛みから解放されて、霊界で幸せに暮らしています。

 この言葉を信じますか?

 妻が痛みから解放されて、幸せに暮らしているのですから、私は迷うことなくこの言葉を信じました。

3.1年間泣き崩れる

 「死ぬということは肉体という牢獄に閉じ込められた霊が自由になることです。苦しみから解き放たれて霊本来の姿に戻ることが、はたして悲劇でしょうか。」

 この言葉は「シルバーバーチの霊訓」からの言葉です。

 この言葉をインターネットで目にしてから、本を購入してこの本を読み続けました。

 YouTubeにシルバーバーチの言葉をアップしました。

 自分でアップしたYouTubeを1日に何回も再生しました。


 霊的真理を学び続けました。

 知識を多く得ることができました。

 妻が他界する前は「死後の世界」など、全く考えたことがなかったので、私は大きく変わり始めました。

 でも、まだ、毎日のように妻の事を思い、泣いていました。

 霊的真理を知識としては理解しても、悲しみの感情は残っていました。

 私の悲しみには利己心が潜んでいるというシルバーバーチの言葉を知識として理解することができても心から納得することは簡単にはできませんでした。


4.悲しみから脱した瞬間


 霊的真理を学び、少しずつ理解しながらも妻を失った悲しみから逃れない日々を過ごしていました。

 この悲しみから脱することがある日突然できることになりました。

 全く予想外の出来事で本当にびっくりしました。

 それは妻が他界して1年が過ぎて、1週間後ぐらいのことでした。

 朝、目が覚めて突然、私はつぶやいていました。

 「もう、大丈夫だよ。もう、大丈夫。」

 全く突然のつぶやきです。

 自分が何でこんなことをつぶやいているのかわかりません。

 とにかく 何回もつぶやいていました。

 「もう、大丈夫 大丈夫。」

 その日から現在まで妻の事を思って悲しんだことはありません。

 涙することもありません。

 この日が霊的真理が腑に落ち、本当の意味で霊的真理を手にした日なのだと感じました。 

5.救われるから救うへ


 妻が他界して1年と数週間で霊的真理によって救われた私です。

 この1年間は妻の他界の悲しみから救われたくて霊的真理を学んできました。

 霊的真理は私が救われるためのものでした。

 YouTubeも私が救われるために作ったものでした。

 でも 霊的真理に出会うことができたのは自分が救われるためでなく本当は人を救うためではないかと思い始めました。

 そして、さらに深い意味で本当に救われるためには救うことが必要なんだと思いました。

6.霊的真理に出会った導き


 私は妻の他界で霊的真理に出会だったったわけですが、今考えるとそれ以前のいろいろな出来事は霊的真理に出会うための準備だったという事です。

 一度目の妻の流産、そして離婚。

 再婚した妻の流産、事業の失敗、多額の債務。

 バイクの事故による大腿骨骨折 などなど。

 再婚の妻が他界するまでいろいろなことがありました。

 当時はその出来事が何を意味するか全くわかりません。

 ただ、ただ、ついてないなあと思っただけでした。 

7.理解すると腑に落ちる違い


 霊的知識を学ぶのは本を読めばいいので、数日でできます。

 理解するのは簡単ですが、人によって多寡はありますが、腑に落ちるためには時間が必要です。

 私は妻の他界の苦しみから脱するのに1年かかりました。

 霊的真理の知識は妻の他界後数週間で理解しました。

 表面上の理解だけではダメなんです。

 それを妻の他界で体験しました。

 そして、腑に落ちることを焦ることはありません。

 学んでいれば、必ず腑に落ちる時が来ます。

 

8.仲間が欲しいのは利己的


 霊的真理に出会った当初は語り合える仲間が欲しくなります。

 こんな素晴らしい真理はない、いろいろな人に伝えたい、これは一見真理を伝えたいという利他的な思いのようですが、当初の頃は語り合える仲間が欲しいだけです。

 これは私もそうでしたのでよくわかります。

 親しい方に本を差し上げると、今度読んでみると言いますが、社交辞令で言ってくださっているだけで読んでいる様子は全くありません。

 これは本当に仲間欲しいだけの利己的な行動です 。

9.時期の来た方


 霊的真理は素晴らしい真理です。

 多くの方に知っていただきたい真理です。

 だからといっていきなりオススメしてもすぐに受け入れてもらえるものではありません。

 霊的真理は時期の来た方でないと受け入れることはできません。

 私が前に述べたいろいろな体験は霊的真理を受け入れる準備です。

 そのような準備がないと霊的真理を受け入れる時期ではないことになります。

 ですから、やみくもにオススメするのはいけません。


10,信頼できるメンバーの小グループ

 私は「シルバーバーチ読書会」に多く参加し、自分でも数年間主催しました。

 私の主催する読書会で多い時は10名程の参加者がいらっしゃいました。

 参加者が増えるのが嬉しかった時期もありました。

 現在は私含めて3名です。

 新規の参加者は募集していません。

 私達3名で読書会は行っています。

 霊界の導きを感じられるつながりがあった方には参加いただこうと思っています。

 読書会の参加者を始め、多くのスピリチュアリズムに関心のある方と接してきました。

 残念なことに霊的真理が腑に落ちて、魂に響き、実践的な方は、多くありませんでした。

 時期の来るのをもう少し待ったほうが良いと思われる方が多かったようです。

 これから先の読書会はいろいろな地域の方も参加できる遠隔タイプで縁ある方も参加していただこうと思います。

 霊的摂理に沿った動機から行動している立派なスピリチュアリストがいらっしゃいます。

 地上的欲望があからさまのスピリチュアリストもいます。

 読書会も素晴らしい読書会もあれば、利己的な読書会もあります。

 自分の直感で良い読書会か悪い読書会か感じてください。

 私は信頼できる少人数のメンバーで霊的真理を学んでいきたいと思います。