アプリゲームでリーダーシップを磨く
日本語力に乏しく気の利いた会話ができなかったすぴねかの前半人生は楽しい物ではなかった。
外国語を学ぶことで母国語力が上がり、会話の対応力も増えてきた。言語や生活習慣の違う人たちとも話せるようになったので、アプリゲームでチームリーダーをつとめてコミュニティ力を欠かさないようにしている。
アプリゲームでチームを作る
最初は何気なくチームを作ったので、メンバーはすぴねかひとり。
アイテムのやり取りする相手がいないのでチームとしての機能はせず、チーム戦は人数不足で参加資格をもらえない。
1人二役が数か月続く
アカウントを増やして自分同志でアイテムのやり取りをしたり一人会話をして数か月後に最初のメンバーが来た！
歓迎メッセージを出して淡々と遊んでいたところに、２人目、３人目と増えてグループになってきた。
チーム戦は８人以上なので参加資格はなく、集まっては減りを繰り返して数か月過ごす。
そのうちメンバーが増え続けて、減ってもすぐに増えて上限50人に届くようになった。
２つのアカウントはリーダーとサブリーダー役にしていたので、48人はすべてメンバー。幽霊メンバーを追い出すなどの対応はすぴねかがやらなければならない。
メンバーを減らさないために
リーダーは威張るのではなくお世話をする役割り。
チームの選択は個人の自由なので居心地がよくなければ逃げられてしまう。２つのアカウントのうちの１つを退去させて他の強いチームに入って視察することにした。
ワールドレベルの強豪チームからヒントは得られたが、ノルマがキツく無料で遊べるレベルでは達成できないので追い出されてしまった。
ワールドクラス強豪は月に数万円の課金はザラ
このゲームの課金はメンバー全員に恩恵があるので課金具合がわかる。
正直、ただのアプリゲームなのに月に４万円くらい使ってるらしい。
運営がやってるのではないかと思うくらいだったが、自分のチームにもけっこうな課金をするメンバーが数人いるようになった。
大いなる力には大いなる責任が伴う
お金が飛び交うと責任を感じるようになる。
リーダーとして何もしないまま49人と静かに遊んでいたが、つまらないのではないかと恐縮する。
リーダーチームの結束
サブリーダーとして３人指名。
Ａ このゲームがとても好きな社交的オーストラリア人 無料派
Ｂ 同様に社交的なギリシャ人 無料派
Ｃ チームの課金王 有料派
チームルールを作る、ウェルカムメッセージを送る、無貢献は除外する。
サブリーダー以上で内容を練ってリーダー承認で公式になる。
Ｃはお金は使うが役割には参加しない。
ＡとＢでFacebookにコミュニティを立てた。
すぴねかはFacebookが苦手なのだが加入させてもらった。
Ａはいつもすぴねかをリーダーとして立ててくれていた。
Ａはこの頃、家族の病気で大変だったようだが、このゲームとコミュニティで辛い時間をしのぐことができたと感謝してくれた。すぴねかは棒立ち状態だったというのに。
そうこうしているうちに、Ｃのサブリーダーを交代してチームを強くする流れになった。立候補したウェールズ人のＤが入ってリーダーグループに活気がでてきた。
この４人でしばらくの間、週末チャット会議をしていた。
ウェールズもまた別のタイムゾーンなので時間を合わせて集まった。C は変わらず課金して静かに遊んでいる。
ゲームから離れる
すぴねかはこのゲームに飽きてしまって遊ばなくなってしまった。足手まといになってしまうのでリーダーを譲ることにした。
多数決でＡになり、ＢとＤはサブリーダーで継続。別のオーストラリア人Ｅが新サブリーダーになる。あれから２年経っているが、リーダーグループは同じメンツでチームもFacebookも続いている。
Ａ はすぴねかが戻ってきたら、リーダーを返すという。すぴねかよりもＡ の方がここのリーダーにはふさわしいと思うのだが。
新しいゲーム場で
しばらくゲーム自体から離れていたが、シャーロックホームズの探し物ゲームのグラフィックが美しく魅力的なのでここで新たにアカウントとチームを作ることにした。
ここも最初の数か月は２つのアカウントで一人遊びだったが、メンバーが集まってきた。
ここは最大人数が15人と小規模だ。
恐縮する心から率いる心へ
しばらくして参加してきた２人がとても貢献してくれる。
それまで弱かったチームだったが、チーム戦では常勝一位。商品はすべて手に入る。
リーダーよりも活躍するので、以前のすぴねかならこの貢献メンバーたちに恐れおののいてリーダーを譲って逃げていただろう。前回の譲った理由は別だが、ゲームとはいえスクリーンの向こうには人がいるし、去られる恐怖に弱いのだ。
しかし、今回は違った。
裏技を見つけては教えたり、貢献度が高いメンバーへと平均的なメンバーへの対応を別にしたりしてチームを率いる喜びを得た。
ゲームで訓練
現実社会でも自信を持って挑めるように訓練していく。ゲームで気晴らしもできるしね。
シャーロックホームズゲームに興味を持ってくれたらリンクを貼っておくのでここからどうぞ
日本語チームを作るので良かったら加入してね。
どのチームも加入はレベル13からなので、新規の方はレベル上げを頑張ってください。
お会いできるのを楽しみにしてます。
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