
魔法の国 ハムスタニア の歴史 2
ある年、ハムスターたちはうっかり魔法の種を全部食べてしまいました。
次の春になれば埋めたまま忘れた種がきっと芽をだすでしょうが、種が食べたいハムスターたちは妖精の森に使節団を送ることにしました。
輸出した魔法の種を返してもらおうと思ったのです。

使節団に選ばれた3匹は妖精たちにお土産を用意することにしました。
ハンスはキラキラした石を
ヨーゼフはカッコイイ棒を
ジョゼフが用意したのもカッコイイ棒でした。
現在博物館に展示されている「妖精がくれたカッコイイ棒」はジョゼフの持って行った棒だと言われています。

「妖精がくれたカッコイイ棒」には妖精の魔法がかけられており、ビームサーベルとして使うことが出来ます。
この棒で堅いクルミの殻が割れるようになり、ハムスターたちは春までクルミを食べて過ごしたそうです。
現在では殻の薄いクルミが育てられています。