30才、はじめて免許を取る。#1
「え!免許持ってないんですか?!」
東京から地方に引っ越す前も、引っ越した後も、
何度もこの言葉を言われた。
「そうだよ…持ってないよ…。」
「だって、○○だったし。」
さて、「○○」には何が入るだろうか。
30歳で免許取得。これって遅いの?
ちなみに、
2020年の国勢調査統計と運転免許統計を見ると
年代別の何かしらの運転免許保有率は以下になる。
20~24歳
人口6,320,000人に対して、免許保有者は4,662,129人(73.7%)
25~29歳
人口6,383,000人に対して、免許保有者は5,359,236人(83.9%)
30~34歳
人口6,714,000人に対して、免許保有者は5,953,512人(88.7%)
35~39歳
人口7,499,000人に対して、免許保有者は6,937,529人(92.5%)
…30才どころか、20代後半になってからでさえ
運転免許を取るって遅いのか、もしや。
いや、そんなことはない。
それに、
新しいことを知ることができるのは、何歳になっても楽しい。
だから、これを読んだ人が、
「30才になったし、何か新しいこと始めてみるか!」
「30才で免許取るやつがいるんだから、なんだってできるな!」
と思ってもらえたら嬉しい。
…って思ったけど、ただの車校日記になりそう。
今日が乗車3回目。
1回目は「外周」。
2回目は「内周」と「車線変更」。
そして、3回目が「坂道発進」と「バック」。
「外周」
ひたすら車校の庭(?)を時計回りに走り続ける。
一見簡単そうだけど、
初めてハンドルを握る人間にとってはパニック祭り。
教官「あとは”慣れ”だな。」
だってさ。
「内周」と「車線変更」
車校の庭を、今度は時計回りに走る。
外周よりもカーブが急だ。
でも、もう慣れた。
「前輪がどこにあるか」
を意識すると、カーブがやりやすくなった。
あと、
「車道の幅のどこに自分の身体(運転席)があるか」
を意識すると、中央線に寄り過ぎなくなった。
※必ずしも「車道の真ん中が運転席」ではないらしい。
ただ、
一つのことに集中すると視野が狭くなる。
目の前に2台も車がいたのに、
車線のペンキを塗っている作業員の方がいたのに、
車を停めるまでそれに気づかなかった。危ない…。
車線変更(前方に停車した自動者があるとき)は、
「坂道発進」と「バック」
坂道発進は、
右折するときは、
右折するときも、左端に寄るときも、
「車の中央が、交差点の中心/左端の白線を通るイメージ」
をもつと上手くいきやすかった。
バックは、
学び方~車校ver.~
まねぶことから
教わり上手になる
知のワクワク!
身体で覚える
まねぶことから
運転の上手い人のハンドルさばきや目線の使い方、曲がり方やスピードなどをよく観察しておき、自分が運転するときに真似する。
教わり上手になる
実際に運転して気づいたことや理解したことを口に出すことで、
隣にいる教官からアドバイスをもらえる。
また、
自分がどこまで分かって、どこから分からないのかを伝えることで、
より的確なアドバイスを教官からもらいやすくなる。
知のワクワク!
純粋に、今までちゃんと知らなかったことを、
体験を伴って学べることは楽しい。
身体で覚える
頭でわかっていても、できないことは多い。
「このタイミングでこのくらいハンドルを切ればいいのか」
「このくらいのアクセル/ブレーキの踏み具合か」
「この見え方で左端とこのくらいの距離感か」
繰り返し運転をすることで、感覚的に身についてくる。
また、認知主義的学習観として、
「意味理解志向」
は大事だ。
つまり、
「なぜ、そうなっているのか?」「そもそも、それは何か?」
を問うことで、意味ある記憶として脳に記録される。
まとめ
自分の特徴として、以下があることがわかった。
一つのことに集中すると(物理的)視野が狭くなる
意味や流れがわかると適応できる
同時処理は無理。継時処理で素早く切り替える練習が必要
車校の記録をちゃんとふり返って、
おまけに学び方までふり返ってる人なんて、
きっといないんだろうな…。
#2も、乞うご期待。なのかな。
お
し
ま
い
。
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